第7話

山田利吉、兄を捜し回るの段
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2026/02/08 07:44 更新
利吉視点


私の兄上は私の身近な憧れの人物だ。

父上も憧れなのだが、兄上の方が年も近かったし。土井先生もといお兄ちゃんも憧れなのだが。

そんな兄上はお兄ちゃんが来て暫くしてまた任務が入ったとまた家を空けた。

長期任務が多かったのもあり、最初は普通にお兄ちゃんとそわそわしながら待っていた。しかし、一向に戻ってこない。別に遠くは無かったけど、忙しいのだろうと思い、毎日待ち続けた。

1年経っても戻ってこなかった。
それからいつもお兄ちゃんや偶に帰ってくる父上としていた鍛錬を増やした。

その出来事は学園内では大騒ぎとなり、私情にも関わらず、学園長先生である・大川平次渦正殿は学園の先生たちを散策に行かせてくれた。

しかし、全然痕跡もなく、任務を言い渡した人物もわからず、打ち切りとなってしまった。

今ではその頃にいた先生もあまりいないので、偶にドタバタと私が来たときに驚いてる先生がいるのはちょっと面白い。

お兄ちゃんはその後暫くしてから、忍術学園の先生となり、家を出て行ってしまった。

私はその後また暫くして、フリーの忍者となった。兄上と同じことをしていたら兄上の行方がわかるかもしれない。母上も父上も否定はしなかった。

あれから約4年。18に私はなったのだが…


山田利吉
なんで未だに手がかりが1つも無いんですかぁぁ!!!
山田伝蔵 
あれから6年だぞ。足跡なんてものは忍びである限り残りにくいし…
土井半助
私物も落ちてないし…
山田伝蔵 
うーむ…
土井半助
あ!
山田利吉
!どうしたんです!?
土井半助
あなたくんって結構美人だったから!忍たまで見覚えがある人は覚えてる…かも!
山田伝蔵 
6年前だぞ…
土井半助
最近ここら辺にいた、とかそういう情報があったらいいじゃないですか!
山田利吉
!よぉし!探し回るぞぉ!!
山田伝蔵 
利吉…おまえは少し静かにせんか…

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