凶一郎視点
コンコン
毒ガスという言葉にあなたの下の名前はビクッと反応する
俺はフッと笑い、ドアを開ける
ガチャッ
といい、あなたの下の名前は俺の服を引っ張った
...俺は一緒について行く前提ということか...
わ、悪くはない
いや、きっと嬉しいんだろう
そんなことを俺が思っているなど考えていないあなたの下の名前は目をキラキラさせて薬を見ている
...俺は...あなたの下の名前が好きなのだろうか
俺には六美がいて、何よりも愛しいはずなのに...
タッタッタ
気をつかわせてしまったか
そう思っていると、七悪がこっちにきた
タッタッタ
そう言い、俺らは部屋を出た
...ちょっと前だろうか、任務で疲れていた時だった
※もう太陽はいます
そんな声が、隣の部屋から聞こえた
あいにく太陽は今任務で家にいない...懲らしめてやろうと思ったのにな
とりあえず六美の話に耳を傾けた
その時の俺はなんとも思っていなかった
が...
全部当てはまるわけじゃない、ただ...
俺はあなたの下の名前が好きだ
六美の部屋を見せようと歩いていたとき、声をかけられる
...声に出てたのか...
本人に言ってしまった...
あなたの下の名前視点
なんだろう...モヤモヤする...
最近、一緒にいるとドキドキするし、嫌われてると思うと凄い苦しい気持ちになる...
なにかの重い病気じゃないといいな...
申し訳ないなぁ...
といい、頭を撫でてくれた
ちょっとニヤニヤしてる...絶対確信犯だ!!!
アンケート
いい...?
全然いいよぉー
81%
不満だがよいだろう
16%
え、直すな、そのままお前がやれ
2%
その他
1%
投票数: 83票
アンケート
どーお?
長ぇ
9%
短ぇ
39%
ジャストフィットじゃフォーーー!!!
52%
その他
0%
投票数: 85票
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!