私は
幼い頃
家族から
ゴミを見るような目で
雑用を任されていた
疲れた
お父さんから《お前は失敗作だ》
お母さんから《あなたなんか産まなきゃ良かった》
次男の兄から《お前を見るとみっともなくなる》
お姉ちゃんから《私の前に現れないで》
弟から《俺の目の前に現れるな。疫病神が映る》
もうここには自分の居場所なんかないと思った
ある日
私は気はらしに夜公園に出かけた
母の捨てようとしていた綺麗な扇子を持って
ベンチに座っていると
怪物が現れた
私は怖くて扇子を振り回した
そしたら怪物が
グチャ
怪物には氷のつららが刺さっていた
そこには自分しかいなかったから
この氷のつららはどこから…?
そんなことを考えていたら
黒い服を着ているサングラスをした
男人が声をかけてきた
私の人生はここから急変した
15歳になったある日
五条《英雄校の護衛任務行ってくんない?》
赤瀬《.....あ"?》














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。