第6話

 5話 『記憶』
625
2026/05/04 02:39 更新
山奥
車の中
朝野 光
兄ちゃんすげー!それどうやってやんの!教えてー!
朝野太陽
朝野太陽
良いぞ、ここをこうして、こうで…こう
朝野太陽
朝野太陽
そうするとほぼノーダメで報酬ゲット出来んだ
朝野 光
俺にも貸して!
朝野太陽
朝野太陽
やーだね
朝野 光
えぇっ何でぇ〜!
朝野 日出
凄いなぁ、太陽のゲームに関する知識は
朝野 あかり
その集中力を勉強にむけてくれたら良いのにね
朝野太陽
朝野太陽
うっ…
朝野 日出
ははは!それもそうだなぁ
朝野 光
あっはは!兄ちゃん勉強出来ないもんね
朝野太陽
朝野太陽
うるせぇよ…



甲高いブレーキ音が鳴り響く

人がとんで、どうなった?

目が、閉じる
可哀想ー
……あれ、まだ 生きてるんだ。
興味は無かったけど、丁度いいや
こっちおーいで、
誰だ…

あぁ、無理だ…

父さん、母さん、光……
強くなりたい?
…分からない
誰かを、守りたい?
…なりたい、でも、守る人はもう…
強く、なりたい?
朝野太陽
朝野太陽
……げほっ、
朝野太陽
朝野太陽
…ぁ…あ''ぁ、…?
起きた?
朝野太陽
朝野太陽
だ、…れ……だ…
俺?
皮下 真
皮下 真
俺は、皮下真。
皮下 真
皮下 真
川下医院の院長。
皮下 真
皮下 真
お前を救った命の恩人だ。
皮下 真
皮下 真
朝野太陽
朝野太陽
朝野太陽
な、んで……俺の、ッな、まえ、っ
身体中に繋がれた管を引きちぎる勢いで飛び起きる
朝野太陽
朝野太陽
っ、ごほっ、げほっ
皮下 真
皮下 真
重症だったのに急に動くから…
朝野太陽
朝野太陽
重症…母さんや、父さん…光はっ、
皮下 真
皮下 真
…見るかい?
朝野太陽
朝野太陽
え、

皮下が手を差し伸べる、
…今の俺は補助がないと歩けないということだろう
少し迷ったが、その手を掴む

朝野太陽
朝野太陽
れい、あん…しつ…?
皮下 真
皮下 真
こっちだ
朝野太陽
朝野太陽
ッ!!!
眼前に広がる光景には三人分の遺体が。
そう、俺の、俺以外の家族の遺体が冷たい金属の板に置かれていた。
朝野太陽
朝野太陽
母さん…
支えられていた皮下の腕から体を離し遺体に近寄る
朝野 あかり
太陽
 
朝野太陽
朝野太陽
父、さん
 
朝野 日出
太陽!
 
朝野太陽
朝野太陽
光っ……
 
朝野 光
兄ちゃん!

朝野太陽
朝野太陽
あ、あぁ、……あ"ぁっ……!!
太陽の体はその場で崩れ落ちる
膝は震え、手は顔を覆う。

やがて拭えきれぬ大粒の涙は手をつたい、腕をつたい、床へと落ちてゆく
皮下 真
皮下 真
二度と、大切な人を失いたくないか?
朝野太陽
朝野太陽
……
皮下 真
皮下 真
それとも、作りたくないか?
朝野太陽
朝野太陽
……
皮下 真
皮下 真
俺は、どっちにしたってお前の意見を尊重しよう。
朝野太陽
朝野太陽
……二度と…失いたくない!!
しっかりと、皮下の顔を見据え、答える
皮下 真
皮下 真
そのために、何だって、苦しいことだって、耐えられるか?
朝野太陽
朝野太陽
勿論だ。
皮下 真
皮下 真
上出来だ、こっちに来い。
    

  
        仲間を、紹介するよ


皮下 真
皮下 真
タンポポへ、ようこそ
皮下 真
皮下 真
歓迎するよ。俺たちの、太陽タイヨウ

プリ小説オーディオドラマ