第13話

  Episode - 011
1,766
2026/04/03 00:26 更新



あなた
  何か…と言われても  
  私は何もしていないが  
  嘘つかないでよ  
  何もしてないならなんであんなに…  


  「 カゲツ様に何かしたのか 」

  と問い詰めてくるピンク髪の王子に
  何もしていないと首を傾げて答えると

  そもそも私のことを信じるつもりがないのか
  ありえない、とすぐにそれを否定してくる王子。



  …確かに、最近はカゲツ様が
  すごく心を開いてくれているとは思うが
  格段何かをしたわけではない。

  やったとしても、瞳の色を見せただけだしな。





あなた
  貴方が何故そんなに詰め寄るのか  
  その理由は私には分からないが…  
あなた
  私は貴方達の家庭教師だ  
あなた
  決して危害を加えるような  
  酷いことはしないよ  
akg
  ………  




  目の前で驚いたように目を見開く王子を横目に
  一度お辞儀した後、その場から立ち去る。

  信頼されていないのは知っているが
  まさかあんな事を聞かれるほどとは  
  王子たちにはつくづく驚かせられる。


  本当に、過去に何があったのだろうか。










あなた
  ……まぁ、無理に聞く必要はないか  


  国王ですら呪いについては
  深く言及しない。

  それを一家庭教師が深く追求するなど
  あってはならないからな。




sik
  ……あ、先生  
あなた
  イッテツ様、今日も花は元気かい?  



  中庭に出て、花をしゃがみながら
  見ていたイッテツ様に声をかける。

  ここの花は本当に綺麗に手入れされていて
  何度もいうようだが、とても大切に
  大切に育てられているのが分かる。



sik
  はい、元気…だと思います!  
あなた
  そうか、それは良かった  


  にっこりとどこか謙遜しながらも
  微笑むイッテツ様。



  ふと、その周りを広く眺めてみると
  彼の横に置かれた一冊の本と、一冊のノート。
  筆記用具が目に入った。

  ……生物か。
  カゲツ様の部屋にあるものと同じ…ということは
  学園の教材だろう。



あなた
  …勉強中だったかい?  
sik
  へっ、な、なんで……  
あなた
  そこに教科書があるからな  


  驚くイッテツ様に、横に置かれた
  教科書を指さして言う。

  …反応的に図星だろうか。
  


  
sik
  ば、バレちゃいましたか……  
あなた
  隠してたのか、それであれば  
  言わないほうが良かったか
sik
  アッ、いや、全然…!!  
  その…僕生物苦手、で……  
sik
  花の前だったら、少しだけ  
  逃げずに勉強できるかな…って  


  イッテツ様が、手を弄りながら
  噛み噛みにそう言う。

  ふむ、リフレッシュしながら勉強するのは
  たしかにとても大切な事だな。
  集中力が高まるし、記憶力にも恩恵がある。



あなた
  だが、分からないのなら  
  私に聞けばいいものを
sik
  へ…な、なん…、  
あなた
  …イッテツ様、忘れていないかい?  


  私の言葉に、不思議そうな顔をする
  イッテツ様にぐっと顔を寄せて言う。

  あんなに言っているのに忘れられているなんて
  まぁ、心外ではあるが仕方ない。



あなた
  私は君たちの家庭教師だよ  
sik
  …!!!  
























夜明
  kyngさんと夢主ちゃんのペアが  
  本当に漫才すぎて大好きです😭💓  
  一目見てほしいです、本当!!
  kyngさんのメロさと夢主ちゃんの
  きゃわさに惚れます!!!!
  本当に素敵な作品なので
  皆さんに是非見てほしいです😖🙌  

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