ぴぴぴ
目覚まし時計のアラーム音と共に目を覚ます
まだ寝たいと言わんばかりに落ちてくる瞼に抗いながらどうにか服を着替えた
眠気はまだ覚めないがお父様とお母様に話があると呼ばれているため広間へ向かう
ん???
“鳩羽家”の”次男”???
聞き間違え???
いやぁあの反応になるのは無理ないですよ
だって壮真様に私は 嫌われてるんですから、
朝食を食べ終わったあと私はいちばん仲がいいメイドの藍に泣きすがっていた
私と同い年らしくとても楽に話せる
基本的にメイドのため敬語だがたまに外れるのがとても可愛い
そう、私は壮真様に嫌われているのだ
理由なんて分からない
私と壮真様は幼なじみで昔はとても仲が良かった‘’はずだった”
でもある日から急に壮真様の対応が変わった
声をかけても基本的に無視
返ってきたとしても「何?」など短い返事ばかり
昔に戻りたいなぁ、なんて
私が何を考えているか察したかのように藍が提案してくれる
しれっとこういうことしてくれるの本当にいい子だよね
感謝しかないや
私は無意識にも鳩羽家を意識しているらしい
鳩羽家と桔梗家は昔から仲が良く交流も沢山あったため鳩羽家のことを意識するのはおかしくないがまぁ、鳩羽家というか
壮真様の方だよなぁ
今度もまた鳩羽家との会談?があるためしっかりしなきゃ……
藍が3人を私の部屋へ招待する
藍が部屋に入り扉を閉めると先程まであった緊張感が消えぐだぁと布団に転がった
みんなのふわふわした会話を聞いていたら私の心も和やかになってきた
この4人といるのが私はすごく大好きだ












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。