第52話

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2026/02/18 11:00 更新






インターホンの画面には



例のいつもの怖い女の人が立っていた




あなた
帰ってください
あなた
話すことなんてありません
girl
まあまあ、そんなこと言わないでよ
girl
私、多分あんたが知らないリオを知ってるよ
girl
教えてあげようと思って笑
あなた
いいです、余計なお世話です




インターホン越しにこんなにも嫌味を言える女の人が



“良い人”でも“きれいな人”でもないことくらい



私にも十分わかった



諦めて帰っていくだろうと無言を貫いていると




girl
あ、もしもしリオ?
girl
大丈夫だよ〜、また今度家行くから




そう電話をし出したので



一向に帰らないつもりなのか、と思いつつも



オッパと連絡を取り合える仲なのかと



心に引っかかるものもあった



私以外とは連絡先を交換していないと



前に言っていたはずなのに、



私だってオッパのことを信じたいのに、



でも今のままでは



この女の人からオッパのことを聞いてしまったら



オッパの過去がきれいなものではなかったら、、、




girl
だよね?リオも私とあなたちゃんが仲良くなってほしいよね?
girl
でもあなたちゃんほんと愛想良くなくてさ〜




たくさんの葛藤が心の中で動くなかで



今までずっときれいだと言われてきた私が



愛想が良くないと知られてはどうしようという



焦りが大きくなり



こんなこと信じてはいけないのに、



‘ 人は信じられない ’ ものだとあれ程思っていたのに





あなた
話しましょう、中で




そう言っていた。









遠慮もなく家の中へ入ってきた



どうやら名前はジユンといって、オッパと同い年、



昔からオッパと仲がいいんだそう



あなた
それで、何がしたいんですか
jiyoon
あんたってリオのなんなの?
あなた
彼女、、ですけど
jiyoon
あんたが見てるリオは全然リオじゃないわよ
jiyoon
今も私じゃない女が家にいってるはず
jiyoon
いいの?それともあんたもそういう関係?




圧をかけるように話してきて



何がなんだか理解が追いつかない私は



震えた手でスマホを取り出しオッパに連絡をしようとした



その瞬間


jiyoon
誰に連絡しようとしてんのよ








私の手元にスマホはなくて



床に機能しなくなったスマホが1台落ちていた

















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