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リ「 あなたちゃーん?あなたちゃーん!」
『 …… ああ 、リリカちゃん 、、、おはよ 』
リ「 どうしたの?朝っぱらから 笑 」
平野「 顔ぶっさいくになってるで 」
『 うるせえよピラフ 』
リ「 なに?恋の悩み?笑 」
『 ……… そんな感じ ?』
平野「 っはあ?!あなた 、恋したん?!」
『 っな!!!声デカイ!!!』
平野「 ごめんなさい ( ) 」
昨日の優太の顔が忘れられなくて眠れなかった 。
だから 、寝坊した 。普段は優太が何時に
なっても待っててくれるのに今日はいなかった 。
『 … はあ 、、、、』
リ「 ついに … あのあなたちゃんにも春が … 」
『 いやそれどういう意味よ 』
平野「 お相手は誰くん ?」
『 いやそれ普通聞く?聞いちゃう?』
リ「 それで言っちゃう??」
『 言わない 』
平野「 言わないんかーーい 笑 」
リ「 まあ知らないけど頑張れ!」
平野「 ふぁいてぃん!」
『 他人事だなあ 』
リ「 他人ですもん 。今は岸くんの彼女の
ことが気になって気になって … !!!」
『 、、、は?あいつ彼女いんの?』
リ「 え?知らないの?1組の坂井莉子ちゃん 」
坂井莉子 、、、???誰だよそれ〜 。
つーか優太彼女いたんかい!!
教えてくれてもよかったのに 。
平野「 あ 、例の岸くんとなんとかちゃん 」
リ「 あ 、ほんとだ 」
『 … ちょっくら行ってきます 』
平リ「「 はあ ?!」」
し 、し 、自然な感じ〜〜で行けばバレない 。
自然な雰囲気を醸し出せば行けるはず!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!