凛side
あの時伝えていれば良かったと、後悔した日もあった
もっと早く自分の気持ちに素直になっていればと、
あんなに突き放したのに、
ずっと傷つけたのに、
変わらず俺を好きでいてくれた人______
再会した日、嘘ついてごめん。
本当は覚えてるよって伝えたかった。
沢山言いたいことはあるけど…………
今は_________
俺は大切な人の元へ走った
・
あなたside
よかった
凛がみんなと一緒に泳げて
自分の気持ちに素直になれて
そんなことを考えながら荷造りをしている時だった
松岡凛「あなた!!」
後ろから名前を呼ばれて振り返ったらそこに居たのは、凛だった
あなた『え、凛どうし……』
ギュッ
凛は強く私を抱きしめた
松岡凛「ずっと傷つけてごめん。突き放してごめん。」
そう優しく謝る凛は、前よりもたくましく強くなっていた
あなた『ううん。戻ってきてくれてありがとう』
私の伝えたかったことを、この言葉に全て詰め込んだ
松岡凛「あの時伝えたかったこと、今言ってもいいか?」
"あの時"って…………
覚えてたんだね、
凛もあの約束
忘れたって言ったのに、覚えててくれて嬉しかった
やっと聞けるよ
凛の伝えたかったこと
あなた『うん。教えて』
凛は私を見つめて話し出した
松岡凛「覚えてないって言ってごめん。ほんとはずっと伝えたかった。でも、俺の中でいつまでも決心がつかなくて、言えなかった……………俺は___」
凛は太陽みたいに笑って言った
松岡凛「初めて会った頃からずっとあなたが好きだ」
凛が私を好き?
本当に?
これは夢じゃない?
松岡凛「これからもずっと俺の隣に居て欲しい。隣で笑ってて欲しい。だから___」
あなた『凛も、』
突然話し出した私に凛は驚いた表情をしてる
あなた『凛も私の隣でずっと笑っててね』
"約束だよ"
その言葉を聞いた凛は私をまた抱きしめて言った
松岡凛「当たりめぇーだ」
ずっと叶わないと思ってた
この想いが届くことなんてないと、
でも、想い続ければきっと想いは届くんだね。
私を好きになってくれてありがとう_______
第一章 𝑭𝒊𝒏.
・
みなさんお久しぶりです!ゆーり🎶です!
今回の話で2人が結ばれていい感じで終わったのですが、「好きだから」はまだまだ続きますのでこれからも楽しんで読んでいただけると幸いです🙇🏻♀️´-
そしてここでまた人気投票をしたいと思います!
*結果は今後の展開の元にしようと思ってます!!
前回の投票で多かったキャラと個人的に人気がありそうだと思ったキャラを入れてます!
推しが選択肢にいないよーって方は良かったらコメントで教えてください!!
アンケート
みなさんの推しは誰ですか?
七瀬遙
33%
松岡凛
32%
桐嶋郁弥
22%
桐嶋夏也
6%
選択肢に無いキャラ
7%
投票数: 456票
よろしくお願いします⸜🙌🏻⸝
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。