「お姉ちゃん!助けて!」
さっきの子の部屋はココだ…
入口はほぼ無いぐらい瓦礫で覆われてる
私ならギリギリ入れるかも
崩れないようにゆっくり………………入れた!
「お姉ちゃんだよ!どこにいるの!?」
すると、ベットの下から声が聞こえてきた
「お姉ちゃん!」
ベットので体は守られたみたい…よかった
早く避難しないと
「おいで、一緒に避難しよっか」
でも、どこから避難しよう、
入口は危険だから……窓から飛び降りる?
ガサガサガサ
廊下から……モールモッドだ。
静かに女の子の口に手を当て、抱きかかえてゆっくり部屋の奥に下がった
「静かにしてね…」
大丈夫…静かに…すれば…大丈夫
ガッンッ カランカランカラン
な、なんで?! ジュースの缶
ゆっくり下がってたら棚に当たって
その上にあった缶が落ちてしまったらしい
ガンッ ガンッ ガシャン ガラガラ
モ、モールモッド…
トリガーは持ってる…けど、
この子は護れるか分からない…
ギャウゥゥン ヒュン
鋭い足を振り下ろしてきた
ヤバい……死ぬ。
今、私はこの子を庇うことしかできない
最後にみんなに会いたかった……
「大丈夫。私がが護るからね」
この子だけでも護れれば…ギュ
ガキンッ
………………………あれ、
攻撃が………塞がれた 誰?
「大丈夫か?迎えに来たぞ、さら」
なんで、なんで出水さんがここに…
たす、かった
急に泣きそうになってきた
「出水さん、出水…さん ポロッ」
今泣いちゃダメなのに…
ここから出ないと
「さら。その子抱えてろ。」
「え、う、うん」
訳がわからないままだけどとにかく
離さないように女の子を抱えた
「よし、いくぞ。」 パリン
ふぇ、、、気づいた時には窓の外だった
「い、出水さん!き、急に飛び降りないでください!」
大丈夫、大丈夫って言ってる
本当に呑気だな
スタッ
「ほら、地面に到着だ。その子と避難してこい」
「……わかっ、、、フラッ バタッ」
「お、おい。さら!」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!