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第4話

ボウフウリン
577
2024/07/23 13:59
身支度を終え、家を出る
知らない道のはずなのに何故か
どこになんのお店があるのかがはっきりわかる
本当に気持ち悪い
そんなことを思っているとすぐに風鈴高校に着いた
クラスを確認し、教室に入る
すると、一気に私の方に視線が集まった
私はニコッと愛想笑いを振り撒きながら
窓のほうに歩み進める

君が女の子がいるって噂の太宰さん?

急に眼帯をつけ、長いタッセルのピアスをつけた男が
私に話しかけてきた
どうやら名前も知ってるらしい
あなた
はい、太宰あなたの名前です、
あなたは?
私は愛想よく笑いながら返事をする




蘇枋隼飛
オレは蘇芳隼飛、よろしくね
すると、男……蘇芳くんも私に愛想よく笑いかけ、
名前を名乗った





すると、扉がバンッと音を鳴らしながら開き、
私に集まっていた視線が一気にそちらに集中した
私もそちらに視線を向ける



そこには髪が白と黒でわかれた特徴的な髪型をした子と
黄色のふわふわした髪型をした子がいた

あなた
………?、あの子、どこかで……
桜遥
あ!
楡井秋彦
ど、どうしたんですか、桜さん
桜遥
あいつ、昨日の

そう言って私を指差す白黒の子

あなた
………私?

私は頭を回転させ、記憶を探ってみる
そうすると、ふと、思い出した

あなた
……昨日の大通りのケンカのこと?
桜遥
そうだ!おい、オレと勝負しろ!
あなた
楡井秋彦
え、桜さん!?
楡井秋彦
相手は女の子ですよ!
楡井秋彦
そんな急にケンカなんて……
あなた
ふふっ

私は綺麗に笑い声を上げる
勿論、作り笑顔だが、悟られないように

あなた
桜くんは面白いね、
でも、ケンカはいいかな、私すぐ負けそうだし
あなた
ごめんね

私は謝罪の言葉を述べるとめんどくさくなったので
窓辺の方へ歩いて行った




桜遥
ーーーーー!!
蘇枋隼飛
ーーーーーー
楡井秋彦
ーーーーーー💦

後ろの方では3人の話声が聞こえる
私はその声を聞きながら昨日のことを思い出した
お久しぶりです
ちょっと夏休みに入った瞬間、疲労感が爆発(?)してしまい、
全く更新できませんでした!
まあこれからも早くはありません
ご了承ください
次は桜と一緒に戦った時の記憶を
あなたの名前ちゃんが思い出す会です

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