第10話

捌 。
48
2023/06/13 08:51
炭治郎
……ッ、やめろ!禰豆子を__
千秋
(あの子が…竈門。竈門…炭治郎)
実弥
おい冨岡ァ、テメェ切腹するんだろ??
あの手紙___
義勇
千秋
あっ、あの!!
実弥
あァ!?なんだ!?他所モンが…
御館様
しー
実弥
ッ!…すみません御館様、
御館様
どうしたのかな、千秋
千秋
…えっと、その少年。
話からすると、冨岡さんの弟子…なんですよね?えっと…冨岡さんには申し訳ないんですが。俺に…預けさせてもらってもいいでしょうか?
御館様
…おやおや
御館様
それじゃあそうしようかな。
みんな、どう思う?
行冥
…賛成です
無一郎
僕は…どちらでも…
小芭内
………………
天元
俺ぁ賛成だな、千秋にやったらド派手にしそうだしよ!
蜜璃
わ、私も賛成です!!
しのぶ
私も です 、
杏寿郎
俺もです!!
御館様
実弥は ?
実弥
… どちらでも
御館様
それじゃあ 、決まりでいいかな ?
千秋 、炭治郎を よろしくね 。
千秋
は 、はいっ!








炭治郎 side
炭治郎
(この人は、どうして俺を助けてくれたんだろう)
炭治郎
(もともと、冨岡さんのところに行くはずだったんだが…)
炭治郎
(でもほんとに、、柱でもなんでもないこの人が、俺を…?)
炭治郎
あっ…の!
千秋
ん、どうした?
炭治郎
ど、どうして俺を…?
千秋
それは…
千秋
…さぁな、わからん
はは、とその人は苦笑した。

一体どこに連れていく気なんだろうか?
千秋
…君が1番会いたい子達に合わせてやるぞ
炭治郎
え…
禰豆子
ムー!
炭治郎
!禰豆子!!
善逸
たぁんじろぉ 〜 !!!!
伊之助
……
炭治郎
善逸!伊之助!!
無事だったのか…!
炭治郎
有難う御座います!
えっと、貴方のお名前は…
千秋
…俺は、守沢千秋。
これからよろしくな、竈門くん
炭治郎
千秋…さん。
はいっ、よろしくお願いします!!
この人は、どこかで見たことがあったような、そんな気がした。けど、俺の見間違いかもしれないし、言わないことにした。







千秋
(…また、この夢。これは火の中……)
千秋
(今度は、誰なんだ…)
縁壱
…君は、守沢家の…
千秋
…えっ、
縁壱
……まだ、覚醒していないんだね。
…なら良かった
千秋
ど、どういう…?
縁壱
いや、何もないよ。
私は継国縁壱。…名前だけでも、覚えて欲しいな
千秋
より…いち
継国縁壱。
聞いたことがある。どうしてだろうか 、
???
─── お …… れ を 、殺せ
縁壱
千秋
……?
縁壱
見るな!
千秋
え、
縁壱
見てはいけない!逃げろ!
ここから逃げるんだ!
千秋
ど、どういうっ……
縁壱
早く!
千秋
えっ、あ___
パチッ。パチパチ……と、火が燃える音が聞こえる。
千秋
あっ……つ……!
火の海に飲み込まれながら、俺は目を閉じた。




千秋
……っは!!!!
咄嗟に飛び起きた。
するとそこは胡蝶屋敷のベッドの上。
はぁ、はぁと息を切らしながら体を確認する。

___ 燃えてない?
炭治郎
んむ……
千秋
!竈門、くん
炭治郎
……ぐぅ。
千秋
寝たか……
本当に、なんなんだろうか。
あの、継国縁壱って人は、一体誰なんだろうか。




























翌朝、
杏寿郎
よし!!全員揃ったな!
杏寿郎
まだあと3人は来ていないが、先に俺達で進もう!
どうして俺まで……鬱だ……
千秋
まあまあ。高峯、一緒に行こうじゃないか
う〜……。
どーせなら俺も鉄虎くん達と一緒に行動したかったぁ……
千秋
ははは☆ここで一緒なのも何かの縁だな!
……と、着いたみたいだぞ、列車。
うわ、真っ黒。電車じゃないの、なんか新鮮……
杏寿郎
よぉし、これに乗るぞ!!!
俺達は3人で列車に乗った。

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