第3話

🍉
4,862
2023/01/28 11:32 更新
角名
角名
?、変なこと?
あなた
うん



角名
角名
あ、分かった、愛の告白か
あなた
なんでだよ



あなた
…これは、今に始まったことじゃなくて
あなた
倫が、行方不明になって帰ってきてから
喋っている間に、シャワシャワと、蝉の声がどんどん大きくなっていく感じがした
あなた
ずっと、思ってたことなんだけど…
シャワシャワシャワシャワ……どんどんどんどん、大きくなる











あなた
君、やっぱり、倫と違うでしょ
そういった瞬間、蝉の声が、プッツリと切れた
倫の返事を待つ
角名
角名
え………………………………………









角名
角名
…なんでだよ
角名
角名
完璧に模倣したはずなのに…
あなた
…え、?
そう、倫が言うと、倫の左の方の顔が溶けて、黒い”何か”に変わった
なんで、体、動かないの?
あなた
…ア…ッ
動かないでいると、倫が私を抱き締めた
私はそれを、何故か拒めなかった
角名
角名
お願い、誰にも言わないで…ッ
あなた
…ッ
角名
角名
初めて、ヒトとして生きたんだよ…学校も、友達も、アイスも…全部初めてで楽しかった…ッ
角名
角名
身体も人格も借り物だけど…ッ、あなたの角名からの呼び名のこと、大好きなんだよ…ッ
また1層、抱きしめる力が強くなった
角名
角名
だから、お願い…あなたの角名からの呼び名を殺したくない…ッ
ぎゅううっ…と苦しいくらい抱きしめられて、私は過呼吸気味になっていた
あなた
ハッ…ハッ…ハッ……
あなた
……
どっちにしても、倫はもう居ないんだ…そうだったらニセモノでも、そばにいてほしい……















あなた
…分かった、リン
あなた
”よろしくね”
れいせん
れいせん
ひょ〜〜〜〜!!
れいせん
れいせん
ここのシーンは見なきゃだよね!!
れいせん
れいせん
次回、過去編

プリ小説オーディオドラマ