作者です


今回は浮気系ですね


目黒がクズです


まず、🖤🧡が付き合ってます


で、阿部と目黒がセフレとなってます


矢印としては💚➡︎🖤➡︎⬅︎🧡みたいな感じです


まぁめめこじ付き合っててめめが阿部ちゃんとセフレとして浮気してるってことだけ理解出来れば、大丈夫です


浮気やバドエンが苦手な方はばっく！ 


いいぜ来いよ！！って方だけどうぞ！


それではいってらっしゃ〜い！

阿部side

この会話でわかる通り、めめと康二は付き合ってる

お似合いだと思うよ、俺

でもね


康二にこんなベタベタデレデレしててさ


康二しか見えてないみたいな態度のめめだけど

こいつ、ほんとはクズなんだよ

わかるかな、


俺とめめはね、セフレなんだ


笑えるよね


こんな、メンバー間でどろどろした関係があるなんてさ

めめと康二が付き合ってんのは皆知ってる


でも、俺とめめがセフレだってことは、めめと俺以外、誰も知らない


まぁ、当たり前か

こいつは、めめは


康二を抱いてるベッドで、平気で俺を抱く


ほんと、クズだよ


でも、俺の方がクズなのかなぁ…


そりゃそうだよね、恋人がいるの知ってて、俺からセフレになろうって持ちかけたんだもん


俺もクズか

でもさ、しょうがないじゃん


俺だってさ、めめのこと、ずっとずーっと


大好きだったんだよ？


ほんとにほんとに大好きで、でもめめの矢印は、俺には向いてくれなかった


俺じゃなくて、康二に向いてしまった


分かってたよ、そんなの


でもやっぱり好きだったの


ほんとに悲しくて、辛くて


ダメなんだってことは分かってる


分かりきってるよ


でもね、耐えられなかったから

俺から、めめのことを誘った


セフレになろって


セフレでいいからって


そしたら、めめはにっこり笑顔で、いいよって


めめのこと、好きだから


体の関係でもなんでもいい


繋がれるのが、嬉しかったの

この前ね、えっちしてる時に、言ってみたの


「好き」って


めめ、好きだよって

でも、めめは

って


やっぱり、俺に「好き」とは返してくれない


分かってた

ごめんね、佐久間


こんなの、言えないよ


俺とめめはセフレで


俺はめめのことが好きだなんて

家に帰って、手を洗ってからベッドにダイブする


ダイブした瞬間、めめとここでえっちするのを思い出して、余計辛くなる


あー…最悪


泣きそう

もういいや、なんもやる気出ない


このまま、寝落ちしよう…

                               ピロン

朝、通知音で目が覚めて


誰からだろうと開いてみると

めめからだった


その内容は、いわゆるお誘いで

康二、いないんだ

めめは、康二が夜居ないとき、よく俺を誘う


1人だと、少し寂しいみたい


その寂しさとか、欲を紛らわすために、俺を使うの

自分が、暇つぶしとか、都合のいいように使われてるのは知ってるよ


でもさ、少しでも好きな人と一緒にいたいたから


俺は、めめのそういう所を見て見ぬふりをする

クイズ番組の収録が終わって、共演者の人たちに挨拶をしてスタジオを出る


楽屋に戻って、荷物をまとめて


マネージャーに、今日は送迎いらないよと連絡を入れて楽屋を出る


めめに、会えるからかな


ちょっと、足が軽い


スキップしたいなぁ

そうだ、めめにLINE入れないと

行く前にLINEを入れるというのは、セフレになる時2人で決めたルール


もし、万が一康二がいたら大変だからね

既読着くのはや

既読着くの早いとさ、俺の事、ずっと待っててくれたんじゃないかって錯覚しそうになる

あぁ、いつまでこの関係が続くのだろう

バレたら終わりのこの関係に、少し


ゾクゾクしてる

                    ピンポーン

オートロックを開けてもらって、行きなれた部屋に向かう

めめと、康二が2人で住んでいる家に、足を踏み入れる

玄関にね、めめと康二が2人で撮った写真とかが、いっぱいあるの


写真立てに飾られて、埃は被ってないから掃除されてるんだろうな


この玄関を見る度に、心が、苦しくなる

俺は、こんなにも幸せそうな2人の邪魔をしてしまっているんだなってことを、


実感してしまう

今日も今日とて、めめは、康二とめめの匂いが入り混じるベッドで俺を抱く


ぐちゃぐちゃに抱かれて、何も考えられなくなって


まともに働かなくなった脳は、無意識に、めめからの愛を、好きって言葉を、求めている

口から出るのは、耳を塞ぎたくなるような俺の喘ぎ声と、めめへの好きって気持ち


どれだけめめに好きを伝えても、愛を伝えても、めめからその好きや愛が返ってくることはない

俺は、めめの家に来る前に決めたんだ

めめとキスする時、キスされる時、俺のものだ、ってマーキングしたい気持ちもある


めめはね、恋人じゃない俺に対しても、優しくキスをしてくれるの

だからこそそれが、辛い

ヤることヤって、シャワー浴びて体拭いて


帰る準備を始める


めめは、どうして俺に優しくしてくれるの？


めめには、康二がいるんじゃん


まぁ、それを邪魔してるのは俺な訳だから何も言えないんだけどね


もう、無理だな


苦しくて、辛くって、悲しくて



今日、伝えるって決めたから

俺からセフレになりたいって言ったのに、俺がやめようなんて、おかしい話かもしれない


けど、もう限界


めめが俺に優しくしてくれる度に、どんどん好きが増してくの


その分、その優しさが他の誰かにも向けられてるって考えると、辛くなる


もう、終わりにしよう


今日は、無理かもしれないけど


明日からは、前までの、皆の前での「阿部ちゃん」になるから

めめに、別れを告げて、家を出る


少しでも、引き止めてくれるかな、とか


思った俺が、ばかみたい


最初からめめは俺の事


都合の良い奴としか思ってないのにね

これ以上、めめに迷惑かけないように


これ以上、俺がめめに依存してしまわないように


これ以上、俺が辛くならないために

ばいばい、めめ

泣くなよ、こんな道の真ん中で


ダメだ、泣いちゃダメだ


終わりを告げたのは、決めたのは自分だろう


そう思っても、溢れる涙は止まらなくて


急いで家に帰りたくて、タクシーを拾う

タクシーの中でも、家に着いても、涙は止まらない


あぁ、こんなにもめめに依存してたんだなって

でも、今日だけだから


こうやって泣くのも、めめのことを思い出すのも、


めめがまだ好きなのも、  


今日で終わりにするから


だから、こんな俺を許してね、康二


2人の恋、邪魔してごめん


もう、しないよ


幸せに、なってね

あぁ、俺は、こんなにも優しくて、純粋な人の、邪魔をしていたのか

ごめんな、ほんとごめん

やっぱり、この気持ちは1晩じゃなくならなかった


でも、そのうち、無くすから


心の奥に、ちゃんとしまうから


その時まで、君が好きなこと、許してください

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



はい、作者です


いや、重いですね


話もなんかぐちゃぐちゃだし


長いし


初めて暗めのお話書いたんですけど、どうでした？


これ書いて分かりました


私こういうの向いてないです


自分で書いといてなんですけど、こういう結ばれない系書くのも読むのもしんどいんですよね


だからリクエストが来たら書くかもですけどほぼ自分からは書かないと思います


長々とすいませんね


そんな伏線とか考えずに書いてるんで、解説もクソもないと思うんで、解説とか書きません


え、いらないよね


まぁいいや


長々とすいません


読んでくれてありがとうございました！


それでは〜