前の話
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ある日、小学校に転校生が来た。
(先生)はーい!皆さん!朝の会ですよ!みんなにお知らせがあります!今日からこの学校に転校してくる方がいます!
(生徒)えー!誰誰?!
(先生)どーぞー!
(健)‥‥‥はじめまして。
三宅健って言います。よろしくお願いします。
ザワザワザワ
(綾奈)ねー、彩香。なんか暗くね?
(彩香)だけど、そういう性格なんじゃない?
人見知り!とか
(綾奈)そ~かもね!
(先生)仲良くしてあげてね!
(生徒)はーい‥‥‥
お昼休み
(男子①)なー!お前。その髪何?
ダッサくね?爆笑
(男子②)それなー!爆笑
健くんがいじられてたのを私は友達と黙ってみてるしかなかった。
すると、健くんが私を見つめていた。私は、何もできなかった。
放課後
(綾奈)また明日ね!彩香!
(彩香)うん!明日ね!
横を見てみると、また、健くんがいじられてて、私は、これはいじめだと密かにビデオを撮った。
そして、男子がいなくなったときに私は健くんに近づいた。
(彩香)ねー!健くん!
(健)‥‥‥‥
(彩香)さっきの、大丈夫?
涙目になってるけど‥‥‥
私で良かったら、話し聞かせてくれないかな?
(健)(涙)
いいの?(涙)
(彩香)もちろん!それと、一緒に帰ろ?
(健)うん!
これが、私と健くんの出会い。
ここから、仲良くなり常に一緒にいるようになった。
そして今、卒業を目前としてきている。
新しい中高校でやっていける!
健くんと私は、同じ中高校に進学する
同じクラスで3年間学ぶ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。