第4話

4.秘密の気持ち
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2026/02/24 03:33 更新
💫💜🩵です!兄弟パロ 兄💜 弟🩵
夕暮れ時のリビング。オレンジ色の西日が差し込む中、心音はソファで読書をしていた。
そこへ、部活帰りのらぴすが帰宅する。いつもなら「ただいまー!」と飛びついてくるはずの彼が、今日はどこか様子がおかしい。
「……らぴ、顔が赤いけど。熱でもあるの、、?」
心音が心配そうに覗き込むと、らぴすは避けるように視線を逸らした。
「……別に。ちょっと、外が暑かっただけ」
「嘘だ。こっちに来い」
兄の命令は絶対だ。らぴすはおずおずと心音の隣に座る。心音の冷たい指先が、らぴすの額に触れた。その瞬間、らぴすの心臓はうるさいほどに跳ね上がる。
「熱はないみたいだね……。何かあったなら言って。俺はらぴすのお兄ちゃんだよ?」
「……それが嫌なんだよ」
ポツリと漏れた言葉に、心音が動きを止める。
らぴすは心音のシャツの袖をぎゅっと掴み、潤んだ瞳で兄を見上げた。
「『お兄ちゃん』なんて思いたくない。しおんが他の誰かと笑ってたり、いつか知らない女の人と結婚したりするの想像するだけで……死にたくなるんだ。……これでも、まだ『弟』でいなきゃダメ?」
沈黙が流れる。心音は本を閉じ、ゆっくりとらぴすの頬を包み込んだ。
呆れたような、でも、どこまでも甘い溜息。
「……お前、気づいてなかったの。俺が今まで、一度でもお前を本当の弟だと思って接したことがあったか?」
「えっ、、、」
心音の顔が近づく。逃げ場のないソファの隅で、らぴすは兄の瞳の中に、自分と同じ——いや、それ以上に深い執着の色を見つけた。
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