第10話

第一話
50
2025/05/21 06:16 更新
作者
作者
はーい、まず!
作者
作者
炎の王国と水の王国っていちいち書くのめんどくさくて
作者
作者
こちらで国名を勝手に考えさせていただいました!
作者
作者
炎の国は「ブレイザム王国」
作者
作者
水の国は「ハイドロス王国」
作者
作者
念のために用意しといた、光の王国は
「アルディナ王国」
作者
作者
闇の王国は「ヴェスティラ王国」
作者
作者
緑の王国は「リーファルド王国」
作者
作者
という感じで行きます!
作者
作者
念のため頭に入れといて!
作者
作者
では、物語をお楽しみください!
昔々、あるところに
ルビウス・ゲラナトゥム
ルビウス・ゲラナトゥム
ハイドロス王国を落とさなければ、
炎の国の王国、ブレイザム王国と
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
ブレイザム王国を落とさねばなりませんわ、
水の王国、ハイドロス王国がありました
その国は、とても昔から戦争をしていました
それはこの二つの国の戦争と、恋の物語です
ウォル・ルビウス
早く、戦争を終わらせなければ
ハイドロス王国   首都 アグニシア 王宮内
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
ふぅ…これで最後のターンか、
赤い髪の若者が王宮の玄関口に置かれた五冊ほどの本をヨイショッと持ち上げる。
そして、王宮の奥に本を持って歩いて行った。
今彼が運んでいるのは、新着の王宮書物である。
新着書物を運ぶのは、王宮書物管理人の彼の仕事だ。
彼の名はユリウス・ファルネス。
先ほども記したように、王宮書物管理人だ。赤い短髪に黒いワイシャツを着た、おとなしそうな雰囲気の若者である。
リオ・エルデン
リオ・エルデン
新しい書物か?ユリウス
そんな彼に声をかけたのは、黒髪の男だった。
若干吊り気味の赤い目に灰色の上着。
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
リオ様、お疲れ様です。
おっしゃる通り、新着の書物でございます。これが最後の五冊です
リオ・エルデン
リオ・エルデン
そうか。ご苦労だな
そう頷いた男の名はリオ・エルデン。騎士だ。
そこでユリウスは彼が木剣を持っていることに気づいた
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
今から鍛錬ですか?
リオ・エルデン
リオ・エルデン
ん?ああ、そうだ。今戦いの命令は無いがな。いつでも戦えるように準備しておかねばならん
立派な騎士道である。だが、当たり前と言ったら当たり前だ。
炎の王国、ハイドロス王国と、水の王国、ブレイザム王国との戦争。
それは、気が遠くなるほど前から続いている。
しかし、この戦争は終結どころか停戦や休戦すらされていない。
今は命令は無くても、いつ来るかわからないのである。
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
大変ですね…リル様も
リオ・エルデン
リオ・エルデン
ああ…おっと、もうこんな時間だ。俺はこっちに行くが、お前はどちらに行く?
リオが玄関の大時計を見て言った。そして目指す方向を指で差しながらユリウスに尋ねる
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
私もこちら側です
リオ・エルデン
リオ・エルデン
そうか、なら途中まで一緒に行くか
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
はい。いいですよ
リオ・エルデン
リオ・エルデン
ありがとう
そうして、2人は並んで歩き始めた
リオ・エルデン
リオ・エルデン
もうそろそろ訓練場だな
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
そうですね
訓練場の近く、リオとユリウスが並んで歩いている。
その時、ユリウスはある声を耳にして立ち止まった
リオ・エルデン
リオ・エルデン
どうした?ユリウス
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
いや、なんか今声がしたような気がして…
リオ・エルデン
リオ・エルデン
声?そりゃ、王宮なんだから声くらいは聞こえるだろ
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
いや、なんか指導している声っていうか…
リオ・エルデン
リオ・エルデン
指導している声?
その時
「だーかーら!!そうしちゃダメなんだっつうの!!」
リオ・エルデン
リオ・エルデン
…ん?
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
ほら…
リオ・エルデン
リオ・エルデン
本当だな、
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
誰がやってるんでしょうか
リオ・エルデン
リオ・エルデン
…おおかた察しがついた。急ぐぞ
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
はい
2人は訓練場に行く朝を早めた
「ちげーよ!!何回言ったらわかるんだよ!」

どうやら、声の主は男のようだ。赤いかみに黒いノースペースのタートルネックの服。青い垂れ気味の目
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
だから、相手がガーンってやってきたところをカーンって受けて相手が怯んだところをドーンとやれば良いんだよ!
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
アレン様…
リオ・エルデン
リオ・エルデン
…やっぱり
そこではリオの幼馴染であり、幹部であるアレン・ヴァル・ガイゼルが、擬音ばかりのめちゃくちゃな指導をしていた。
現に、アレンに指導されてる兵士も困ったような顔をしている。
かわいそうに
リオ・エルデン
リオ・エルデン
…アレン様、
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
ん?おー!リオじゃねーか!
アレンが手を大きくブンブン振りながらこちらに走り寄ってきた。
指導を受けていた兵士はというと…
アレンから解放されてあからさまにホッとしていた
リオ・エルデン
リオ・エルデン
こんなところで何をやっているんですか?
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
何って…指導だよ指導!ってか敬語と様付けやめろよ。友達だろ?
リオ・エルデン
リオ・エルデン
今、私は騎士として接しておりますので。というか指導って…あなた様は昔から指導は下手なんですから、
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
今お前指導下手って言ったな!?
リオ・エルデン
リオ・エルデン
言いましたよ
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
おい!?
二人のほのぼのとした空間にユリウスはほっこりする。
そこであることを思い出し、ユリウスは口を開いた
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
アレン様、本日は会議があるのでは?
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
ギクッ
ユリウスの発言にアレンは気まずそうに目を逸らした。
リオ・エルデン
リオ・エルデン
そうなんですか?アレン様
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
あー、いやー、えっとー…
リオ・エルデン
リオ・エルデン
サボってますね?
サボっていると言うワードを聞いてアレンはさらに2人から目を逸らした
リオ・エルデン
リオ・エルデン
はぁ…行きますよ
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
は?どこに?
リオ・エルデン
リオ・エルデン
会議室に決まっているでしょう?サボってばかりじゃダメですよ
リオ・エルデン
リオ・エルデン
ということで、俺はここで失礼する 
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
あ、はい…
ユリウスが頷くのを見届けると、リオはアレンのタートルネックの首の後ろを掴んで引きずって言った
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
おい、ちょ、リオ、離せよ!!
リオ・エルデン
リオ・エルデン
離したら、お前、絶対どこか行くだろ
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
あ、タメだ
リオ・エルデン
リオ・エルデン
うるさい
ユリウス・ファルネス
ユリウス・ファルネス
(…仲がいいなぁ、)
王宮の会議室
円形に並べられた椅子に、4人の人物が座っていた
ルイ・ラクラレイク
ルイ・ラクラレイク
アレンはまだなのかな?
そう言ったのは年もいかぬ少女だった。桃色の髪に赤い瞳。白いレースのついた服を着ている。
幹部の一人、ルイ・ラクラレイクだ
セレン・グリンツヴァード
セレン・グリンツヴァード
あいつがいないのはいつものことだ。そうですよね?国王陛下
赤髪の隻眼の女が少し離れたところに座る、一際豪華な服を着た男に言った。
女は赤い髪をポニーテールに纏めており、赤い花を差していた。赤いタートルネックのセーターの上に黒い上着を着ている。
彼女は幹部、セレン・グリーツヴァードである。

セレンに国王陛下とよばれな呼ばれた男は、輝く炎のような髪に金色の装飾のついた赤い服、その上に同じく金の装飾のついた絢爛豪華なマントを着ていた。
彼こそ、このブレイザム王国の王であり、この王宮の主、ルビウス・ゲラナトゥム王である
ルビウス・ゲラナトゥム
ルビウス・ゲラナトゥム
まあ、そうだが…気にしなくていいだろ
ルイ・ラクラレイク
ルイ・ラクラレイク
え〜、どうしてですかぁ?
諦めたように言ったルビウスにルイが反論する
ルビウス・ゲラナトゥム
ルビウス・ゲラナトゥム
あいつに諭してもなにもないからな。言うだけ無駄だ
セレン・グリンツヴァード
セレン・グリンツヴァード
しかし…
セレンが何か言おうとしたところで、コンコンと扉が叩かれた
ルビウス・ゲラナトゥム
ルビウス・ゲラナトゥム
入れ
ルビウスが応えると、2人の人物が入ってきた。先ほどノックしたリオと、それに引き摺られているアレンであった
リオ・エルデン
リオ・エルデン
失礼致します。アレン様が私の訓練場で、サボっていた稽古をされていたので、連れてきました
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
おいリオ!離せよ
リオ・エルデン
リオ・エルデン
嫌です。というかアレン様、国王陛下の前ですよ
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
…あ、
ジトーとその様子を見ていたルビウスに気づき、アレンが暴れるのをやめた
セレン・グリンツヴァード
セレン・グリンツヴァード
お前また…
ルイ・ラクラレイク
ルイ・ラクラレイク
サボろうとしてたね…?
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
あー、えーと
気まずそうに目を泳がせるアレンにルビウスはため息をついて口を開いた
ルビウス・ゲラナトゥム
ルビウス・ゲラナトゥム
リオ、アレンを連れてきてくれて感謝する。ご苦労であった。下がって良い
リオ・エルデン
リオ・エルデン
はっ!私はこれにて失礼致します
そう言って会議室を後にするリオ
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
んじゃあ、俺も…
ルビウス・ゲラナトゥム
ルビウス・ゲラナトゥム
アレン、お前が下がることは許可しておらぬぞ
アレン・ヴァル・ガイゼル
アレン・ヴァル・ガイゼル
あ、はい…
アレンは諦めたように椅子に座る
ルビウス・ゲラナトゥム
ルビウス・ゲラナトゥム
それでは、作戦会議をこれより始める
ハイドロス王国 首都 シリリス 王宮内
2人の女性が長い廊下を歩いていた
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
本当にわかりませんわね…何を相手が企んでいるのか…
1人の女性が呟いた。薄い水色のロングヘアに水のようなひとみ、シンプルなワンピースを着ている。
彼女こそ、このハイドロス王国の女王であり、王宮の主、ウォル・シャンデリア女王だ
カミル・グラース
カミル・グラース
そうですね…
後ろで控えているのは、彼女の側近であるカミル・グラースだ。黒髪に白い花を二つ髪に差しており、深海のような深い青の瞳を持っている
2人ともいつになく疲れた様子であった。
それもそのはず、ついさっきまで2人は作戦会議に興じていたのだ。
にしても、ブレイザム王国と全く時を同じにして作戦会議とは、面白いものだ
これはつい10分前…
王宮内某会議室
大きな四角のテーブルを囲むように、4人の人物が座っていた。真正面に座るウォルの後ろには、カミルが静かに立って控えている
ダニエル・クーシィ
ダニエル・クーシィ
ブレイザムの動きが全くわからないね…
そのうちの1人の男がおもむろに口を開いた。
幹部の1人、ダニエル・クーシィだ。
青い髪に海軍を思い立たせる白い帽子。青いワイシャツに赤いネクタイを締め、白い上着を着ていた。瞳は水色である
ウォール・タートル
ウォール・タートル
現在、ブレイザム王国は国の中にとどまり、攻撃する様子は見られません。噂によると、いつ出陣しても大丈夫なように兵士を鍛錬しているとか…
そう状況を述べたのはウォール・タートル。同じく幹部。青い髪にに青い服、上には黄色と青で装飾された白いロングコートを着ている。 
瞳はアイスブルーだ。
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
いつ、何をしてくるかわからない、ということですわね…
ウォルの眉間に皺がよる
セリーナ・ヴァルシア
セリーナ・ヴァルシア
しかし、そこから導き出せる答えがあるはずです。今はじっくり様子を見てそれに合わせた臨機応変な対応が求められると思われます
長髪の女性が発言する。
セリーナ・ヴァルシアだ。長い黒髪にカリビアンブルーのインナー。穴が空いた装飾の黒い上着に銀のネックレスをかけている。瞳はビジョンブルー
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
確かに、立案が得意なセリーナが言うならばそうかもしれませんわね…
ウォール・タートル
ウォール・タートル
ひとまずは様子見、ということですか?
ダニエル・クーシィ
ダニエル・クーシィ
そういうことだね
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
では、ひとまず今回はこれでお開きということにしましょう
水の国の幹部たち
はい
そして現在
ウォルは長い髪を耳にかけて言った
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
こういう時は海に行くのが一番ですわね。海辺に行きましょう、カミル
カミル・グラース
カミル・グラース
了解しました。馬をご用意いたしますね
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
ありがとうございます
カミルはペコリとお辞儀をし、馬小屋に向かった
ドアを開けると、正面にいる白馬の手綱を握り、ドアを開けた。女王様の馬。名前はセレヴィアだ
美しい毛並みの、純白の白馬である
カミル・グラース
カミル・グラース
行くよ、セレヴィア
カミルが言うと、セレヴィアは頷くようにいなないた。
ゆっくりと手綱を引くと、セレヴィアもついてきた
門に着くと、ウォルが待っていた
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
来ましたわね。行きますわよ
ウォルはそう言ってカミルが引く馬に乗った
カミル・グラース
カミル・グラース
はい。行きましょう
そう言ってカミルが歩き出そうとすると、2人の女性が呼び止めた
ラピス・アイビー
ラピス・アイビー
ウォル様。外出されるのですか?
年上であろう女性がウォルに尋ねる。
青い髪に青い花を差している。セルリアンブルーのひとみに、青い服、に黒いリボンを首にかけており、なんの装飾がされた白いマントを着ていた。
彼女は騎士、ラピス・アイビーだ。
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
ええ、ちょっと海辺までね
十六夜さな
十六夜さな
では、私たち護衛いたします。
ブレイザムの輩がうろいついていないとは限りませんから
次は年下であろう女性が言った。
黒い髪は肩に届かないところで切り揃え、瞳も髪と同じ黒。赤いチャイナ服を着ていた。
彼女は十六夜さな。王国の兵士だ
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
そうですわね…でしたら、お願いしますわ
十六夜さな
十六夜さな
は、はい!わかりました!
ラピス・アイビー
ラピス・アイビー
了解です
2人の女性がウォルを挟んで守るように並ぶ
ウォル・シャンディリア
ウォル・シャンディリア
では、今度こそ行きましょう
カミル・グラース
カミル・グラース
はい
カミルは頷くと、海辺に向かって馬を引いて歩き出した

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