――屯所・中庭
あなたは隊士たちと話していた
少し照れる
その時――
空気が一瞬で変わる
振り向くと、沖田が立っていた
ニコッと笑う
ダッシュで逃げる
気まずい沈黙
沖田はゆっくり近づく
一歩、距離が縮まる
次の瞬間――
グイッ
腕を引かれる
そのまま壁へ
ドンッ
顔が近い
息がかかる距離
その呼び方に一瞬反応するも、すぐに戻る
あなたの顎に手を添える
顔が一気に真っ赤になる
さらに距離が近づく
あなたはパニック
少しだけ真剣な目
一瞬で言葉を失う
すると沖田はふっと笑う
完全にパンク
バッと逃げる
顔を真っ赤にして去っていく
少し間を置いて
クスッと笑う
その頃、廊下の角
――一方その頃
あなたの部屋
顔を押さえる
布団にダイブ
完全にパニック状態
でも――
顔はすごく嬉しそうだった












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!