第29話

27話 『激務』
500
2025/09/03 01:00 更新


※一部ショックな内容があります。















ー・・・ 某ビル




飲食店でガス爆発が起こり、火災発生。それによる建物の崩壊。ビル内の悪魔を全員救助せよ。







隊員1
そっちは何人いた?!
ムルムル・ツムル
あ、はい!3人です!
全員意識あり、怪我はありません
隊員1
よし、次は向こうの応援に向かえ
ムルムル・ツムル
はっ、はい!




隊員2
ムルムル隊員!こっちだ!
モブ
助けて!ハァ…ッ、この子っ動かないの!
ねぇ!!生きてるよね?!私のせい?!
何が起きたの?!あああぁぁぁあああ!!
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
"意識抑制クールビエスタ""混乱消滅ショックバン"
モブ
……(ふら…っ)
ムルムル・ツムル
…この子は…っ?!
隊員2
……。
わかるだろう。


意識を落ち着かせた悪魔を支え、隊員に問いかける。

親と思われる人が言ってた『この子』。ありえない方向に首と腕が曲がり、ぐったりしている。そして、俺たちがここに到着する前から、呼びかけに全く応答していないらしい。

…死者をあまり見たことは無いけど…、俺でもわかる。


精神鑑定するまでもなく……


だが、死亡診断をするのは医師だ。



ムルムル・ツムル
く…っ、
(これが…現場…)
隊員2
2人とも、ストレッチャーで運ぶぞ。
感傷に浸っている時間はない。
ムルムル・ツムル
…はいっ






















ムルムル・ツムル
はぁ……
アスモデウス・アムリリス
1日目お疲れさまん
ムルムル・ツムル
おぉわ?!////
(すっかり忘れてた…)
アスモデウス・アムリリス
なかなか1日目からハードだったわね。
肉体的にも、精神的にも…
ムルムル・ツムル
はい…
アスモデウス・アムリリス
でも貴方は、普通のスカーラとは違うから…このまま頑張るのよ




俺のスカーラは、普通のスカーラと違う、と最初に言い渡された。

実力があるにも関わらず、ランクを下げられ、再び上げる場合は能力確認のための試験ではなく、罰の試験のようなものらしい。
(この小説内のオリジナルです)



つまり、俺に魔界(社会)貢献しろということだ。



ムルムル・ツムル
(なるほどね……)
ムルムル・ツムル
(教師をしながら、救急救命士みたいな感じか…ハードすぎるだろ…)
ムルムル・ツムル
(とりあえず期間は1ヶ月だし、呼び出されるような事故とかが頻繁に起きなければいいんだけど…)






アスモデウス・アムリリス
日中はバビルスで教師、退勤後にスカーラねぇ…うーーん。
ムルムル・ツムル
アスモデウス・アムリリス
ま、頑張りなさいな。
スカーラ中は私はお邪魔しないように、
見てるからん。
ムルムル・ツムル
はいっ


















ムルムル・ツムル
はぁ、疲れた……
(シャワーして上(ハンモック)で寝よ…)


ス魔ホを見ると、時刻は日付をまたぎ深夜1時になったところだった。


あのガス爆発の怪我人救助のあと、交通事故による外傷が2件があった。俺はこれが本職じゃないから、邪魔にならないようにお手伝い程度しかできないけど。それでも、気を張る仕事だった。


ムルムル・ツムル
うぇえ……(しんど……)


鑑定色ジュエルも使いすぎたしな……
色んなもの見すぎて、ちょっと気持ち悪いかも…
高位魔術もめちゃくちゃ使ったし…


ムルムル・ツムル
あ、
あなた
『スカーラ頑張ってね。私も学校がんばる。…もし大丈夫そうだったら、たまにコッソリ電話したいな。』


あなたから魔インがきてた……


ムルムル・ツムル
(やばい超嬉しい…////)



こんな疲れた時に、あなたに勝る癒しはない。今すぐ抱き締めたい。俺はやっぱりまだあなたが…



ムルムル・ツムル
(好き……////)














そして翌日、スカーラ開始してすぐに寝坊して遅刻したのは言うまでもない。


















プリ小説オーディオドラマ