※一部ショックな内容があります。
ー・・・ 某ビル
飲食店でガス爆発が起こり、火災発生。それによる建物の崩壊。ビル内の悪魔を全員救助せよ。
意識を落ち着かせた悪魔を支え、隊員に問いかける。
親と思われる人が言ってた『この子』。ありえない方向に首と腕が曲がり、ぐったりしている。そして、俺たちがここに到着する前から、呼びかけに全く応答していないらしい。
…死者をあまり見たことは無いけど…、俺でもわかる。
精神鑑定するまでもなく……
だが、死亡診断をするのは医師だ。
俺のスカーラは、普通のスカーラと違う、と最初に言い渡された。
実力があるにも関わらず、ランクを下げられ、再び上げる場合は能力確認のための試験ではなく、罰の試験のようなものらしい。
(この小説内のオリジナルです)
つまり、俺に魔界(社会)貢献しろということだ。
ス魔ホを見ると、時刻は日付をまたぎ深夜1時になったところだった。
あのガス爆発の怪我人救助のあと、交通事故による外傷が2件があった。俺はこれが本職じゃないから、邪魔にならないようにお手伝い程度しかできないけど。それでも、気を張る仕事だった。
鑑定色も使いすぎたしな……
色んなもの見すぎて、ちょっと気持ち悪いかも…
高位魔術もめちゃくちゃ使ったし…
あなたから魔インがきてた……
こんな疲れた時に、あなたに勝る癒しはない。今すぐ抱き締めたい。俺はやっぱりまだあなたが…
そして翌日、スカーラ開始してすぐに寝坊して遅刻したのは言うまでもない。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。