第5話

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2023/11/16 07:35 更新
伊地知潔高 イジチサン
えー、今回の呪霊は3級呪霊3体と考えられます。
虎杖悠仁 イタドリクン
ラジャっす!
伏黒恵 フシグロクン
ありがとうございます。
釘崎野薔薇 ノバラチャン
はーい

そう言って車から降りると

そこは…

おんぼろ旅館だった。
釘崎野薔薇 ノバラチャン
うぇ、きったな
あなた
ボロボロ…
虎杖悠仁 イタドリクン
なんかミミズ人間に出てきた館と似てる…!
あなた
ミミズ人間、?
釘崎野薔薇 ノバラチャン
あぁ、あんなの気持ち悪い映画よ
あなた
そうですか…
伏黒恵 フシグロクン
おい、役割分担すんぞ
伏黒恵 フシグロクン
3級呪霊なら1人でやれるだろ
あなた
コクコク
伏黒恵 フシグロクン
1階の東側をあなたの下の名前、西側を虎杖。
伏黒恵 フシグロクン
2階の東側を俺、西側を釘崎でいいか?
釘崎野薔薇 ノバラチャン
任せなさい!
虎杖悠仁 イタドリクン
りょーかい!
あなた
わかりました。

そう言って3人と別れた。

























たったったったっ

長い廊下にリズム良く響く足音。


あなた
おっかしいなぁ…





なんでだろ…

3級呪霊どころか

ほとんど呪霊がいない



その瞬間、私は“はッ!!”として、走り出した。













あなた
どこにいるのッ…!



1階西側。

誰もいない。

2階の東側も、、、西側も。

残るは、

屋上…か?
あなた
虎杖くん、伏黒くん、野薔薇ちゃん!

屋上には…

倒れた3人と

1体の呪霊がいた。

到底3級呪霊には見えない。

1級…

否、特級、か?
呪霊
ギェ、ギェェェェ、ギァァァァァァァッ!!

すかさず私も構えをとる。



先生は私のことを“特級相当の実力”って言っていたけど



別に“実践経験”があるわけではない。



なんでもそうだけど、やはりこういうのにも実践経験というのは必要だ。

実際にやってみないと分からないことが沢山ある。

実践経験がないと“いざ、戦闘!”となった時、緊張し過ぎてフリーズ、なんてことも。


私に関してはまだ中学生。

実践経験は極めて0に近い。



呪術師は命をかける仕事。

実践経験があるのとないのでは、“天と地”ほどの差がある、と言ってもいい。



経験の差は、簡単には埋まらない。
呪霊
ギェェェェッ!!
呪霊
オ゙、オ゙マ゙エ、
ヨワ、ヨワイ゙?

喋る…

やはり特級か!

あなた
弱くなッ…
弱くない!

だって

私は強いんだ!


そう喉まで出かけた言葉が、そこで詰まった。




「あんたは強いのよ!」

『えへへッ』

「ちゃんと特級術師になれよ。」

『うん!』

「お前もう術式使えるのか!」

『凄いでしょ?だってあなたの下の名前強いもん!』






私は、中学生だけど強いって思って呪術高専に来て

五条先生もそう言って…

そう。私は強い。

大丈夫、大丈夫 大丈夫、大丈夫…

強い、強い、強い…

強いよね…

強い、よね…

あれ?

もしかして私って弱い、?


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