『1位、1組です!』
広報委員の人の声が聞こえた。
俺はやりきった、と思って、
観覧席にいるあなたの下の名前にガッツポーズをした。
そうしたらガッツポーズを返してくれて、
俺はとても今にでも死にそうだった。
(要約:とても可愛かった)
___これで惜しみなく、告白ができる。
体育祭が終わって、
人影のない校舎裏で、
リレーの主役と2人で弁当を食べていた。
もちろん、慎太郎のこと。
応援じゃない。
紛れもない慎太郎の実力と、努力だ。ってわかる。
公園で練習をしていた慎太郎の姿が見えたから。
素直に今の気持ちを伝えてみる。
無意識?
無意識って何が?
そう。
慎太郎だから言う。
大好きな、慎太郎だから。
俺だから?
俺だからかっこいいと言うってこと?
…ずるい。
ほんとに、ずるい。
あえて、冷たくしてみよっと。
あなたの下の名前が食べようとしている、
トマトくらい頬が赤くなっている。
目が丸くなって驚いている。
俺は食べかけの弁当を床に置いて、
あなたの下の名前の目を見て言う。
泣きそうなのか、
少し声が震えて聞こえる。
気づけば、俺の頬に涙が流れていた。
あなたの下の名前にいきなり抱きつかれて、ドキッとなってしまう。
そう言いながら上目遣いをしてきた。
そう言って俺も抱き返した。
非常に私事ですが、今日は作者の誕生日です(笑)
あ、(自主規制)歳になりました
1つ歳を重ねましたが、
これからもたくさん見てくださいm(_ _)m












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。