つまんねぇからヤダ。

じゃああなたの下の名前が一緒なら
行ってやってもいいぜ。

お前は俺の使用人だろ、
一緒に居ないでどうすんだよ。

別に勉強しなくても
出来るからけどな。

ほらあなたの下の名前、ア〜ン♡

味はどう？

ホント〜！？
気に入ってくれて良かった。

僕が食べさせてあげたくて
やってることなんだから、
気にしなくて良いの！

…フフッ。

ああ、ごめんね。
ちょっと可笑しくなっちゃって。

小さい頃は僕がお世話して
もらってたのに、今は立場が
逆転してるから何か変な気分
だなって。

それに、やっと欲しい物が
手に入れられて幸せだな〜って。

あっ、そろそろ寝る時間だね。
せっかくだし一緒に寝よ♡

やだなぁ、何もしないよ。
添い寝だよ添い寝！
なぁに？何か期待した？

ホントだって〜！
歯磨きしたら一緒に寝ようね。

あなたの下の名前？急に暗い顔してどうしたの？

食べた後って必ず
眠くなっちゃうもんね〜、
じゃあお休みのハグしようか。

ほら、"おいで"？

お休み、あなたの下の名前。

……。

(う〜ん、まだあなたの下の名前の不安は
消えないかぁ。でもまあ＿＿)

(これから少しずつ僕に
染めていけば良い話だし。
じっくり焦らず…ね♡)