第2話

CT1・2回目
6
2025/04/17 12:48 更新
目の前がパッと暗くなる。目を開くと、そこには見知った天井。
カイト
……!外!
外は嵐で風がごうごうと吹いている。
カイト
…あの日と同じ…という事はこの後、窓の外にギアが…
そこでカイトは1つの分岐点を見出す。
カイト
そうだ…ギアを、入れなければ良いんだ。
カイト
そうだよ。だってギアが原因であぁなったから…でも…色々聞きたいこととかあるんだよね…と思ったけど、急に聞き出しても変に怪しまれちゃうし…
カイトは窓の外を見る。今外に出るのは危険そうだ。
カイト
…出るのは嵐が過ぎてからにしよう。明日くらいには止んでるかな…
カイトは布団にこもり、その日を過ごすことにした。
そして翌日...
カイト
…よし、行こう。
起きてすぐ、カイトは旅に出る準備をした。それが今終わったところだ。
カイト
まず行く場所は…コンネの場所!コンネなら長く生きてるし何でも知ってるはず!
カイトは旅に出てすぐにコンネ達の元へ向かうことにした。が、コンネ達のいる森の前で足を止める。
カイト
…え
その隣には、ごおごおと燃え上がっている町が見えた。
カイト
…なにこれ…?
カイトの顔にヒビが入る。カイトはそれに気付き、すぐに心を切り変えようとする。
カイト
いや…フレイン!彼を探さないと!確か裏路地らへんに…!
コンネ
なぜフレインを知っている?
カイト
…っ!?
振り返ると、そこにはかつての仲間がいた。
カイト
コンネ!よ…良かった!知ってるかなんて今はどうでも…
コンネ
あいつの名前を知っているということは、お前もあの町の者か?
カイト
…なんのこと…
コンネ
とぼけんな、町の者なら殺す。
カイト
…どうして…?何が起こってるの?この炎は...君がやったわけじゃない...よね?
コンネ
…あぁ、もちろん、オレじゃないぜ?
カイト
!本当?!良か...
コンネ
これをやったのはフレインだよ。もちろん、オレも賛同した。
カイト
...どうしてそんなことを...?
カイトの顔にヒビが入る。
コンネ
ただの仕返しだ。昔っからずっと、計画してた。
カイト
昔に...何があったの?
コンネ
...何を今更...うるせぇなぁ...テメェに話す義理はねぇだろ。というか、町の者なら知ってるだろ?
コンネ
今更傷をえぐろうったってこっちにはもう効かねぇんだ!ただ目障りなんだよ!死にたくなけりゃ消えな!
カイト
...嘘だ...嘘だ嘘だ!こんなことなかったはず!なんで変わってるの?!なんで...!
カイトの顔にさらにヒビが入る
カイト
...そうだ…こんな事楽しくないでしょ?今からでも間に合う!今すぐこんなことやめて...
コンネ
「こんなこと」...?...クク...アッハハハハハハ!!!そうか!こんなことってお前は思うのか!!
コンネ
オレは今、すっごく楽しいぜ?やっと...数百年ぶりに復讐を果たせるんだ!やっと!
カイト
楽しい...わけないでしょ...?ねぇ...復讐なんて...後々後悔するだけだよ...
コンネ
うるせぇっ!!テメェにはこっちの気持ちを何も知らねぇくせに知った被ってんじゃねぇよ!!
カイト
……
コンネ
…計画は計画通りに進めることになってんだ。これからオレはここの地形を変動させる。おいフレイン!
コンネの視線の先、そこには赤いフードの彼がいた。
カイト
...フレイン...
フレイン
...
フードを被っていてもわかる、彼は笑っている。
フレイン
ははは、町が燃えてるな。
コンネ
あぁ、お前のお陰で計画通りに進んでる。
フレイン
こっちも感謝したいくらいだ。
フレイン
人間が倒れていく姿を見れて嬉しい限りだぜ。
フレインの笑顔を見る限り、本当にそう思っているのだとカイトは気付き...顔のヒビが完全に割れてしまい、その場で意識を手放すこととなった。
コンネ
あははは!!お前はオレの最っ高の手下だぜ!!
フレイン
...ははは。

プリ小説オーディオドラマ