ヤシロは数分したら帰ってきた。
あ、やばい。素が出てた。
でも、、分かったっていう事実がとっても嬉しかった。
縦読み…みさき階段、、?
みさき階段、、か、、。
なぜだろう?あなたせんせ、霊力が高かったのか、、?
俺はこのとき最悪な予想がついた。
もしかしてあなたせんせは『死期が近かったから』視えていたのだろうか、、?
ともかく、みさき階段に聞いてみよう。
少し、いや、かなり感謝でいっぱいの反面、俺の脳内は疑問でいっぱいだった。
みさき階段と前にいざこざ(2話参照)があったから少し不安だったがみさき階段は特に何もなかったような感じだ。
手紙を見るとみさき階段はハッとした顔で俺の方を見た。
みさき階段はそう言ってパサ…と手紙を渡してきた。
手紙の内容は1枚目と似ていた。
普君へ。
これを見ているということは1枚目の暗号が解けたのね。
ちゃんと女の子に協力してもらったかしら?(笑)
次の手紙の持ち主はこの子よ
IemAmizis
分かったかしら?
今回の難易度は☆3よ。
頑張ってね。
先生は見守っているわ。
あなた先生
俺がこれを読んでいる間、みさき階段はとっても静かで何かを考え込んでいるようだった。
俺が泣いているとみさき階段は決心したように俺に言ってきた。
なんでよ、、。
それを聞き、どんより雲に少し光が差したように思えた。
約束だからね。とは言わない。言えない。
俺にとっての「約束」は少しトラウマでもあるから。
俺がそう言うとみさき階段はまた「えぇ、」と言った。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!