第5話

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2024/06/18 10:32


























神代類
す …… 、、
天馬司
ん?
神代類
好き 、なんです …… 












司先生の顔が見れない

どんな顔をしているんだろう


もしかしたら 、引かれているかもしれない

でもそれはおかしくないことだ


急に好きと言われて驚かない人がいる訳ない

















天馬司
そうなのか!
嬉しいなぁ!
神代類
ぅ 、え …… ?
天馬司
生徒に好かれる先生になれたと言う訳だな!
神代類
ぁ ……… 、
















神代類
… はい 
天馬司
ふふん!
これからも頑張らねばな!
神代類
…………














やっぱり

僕の気持ちは伝わらない


好きって言ったって

恋愛的に好きなんて

誰も考える訳ないじゃないか













神代類
… 僕 、そろそろ帰りますね 
神代類
先生はゆっくりしていて下さい 、、
天馬司
お 、おう … まぁ
すぐ行くと思うがな … 、、
神代類
……… では 
















( ガラガラ ッッ …




























































神代類
ッ ………… 






あ ー あ


やっぱ
















神代類
叶わないんだね ッ … 、










神様が僕と先生を学校で出会わせたのは


きっと僕達は一緒に居ることが出来ないからだろう






今まではその運命に抗ってきたつもりだけど

僕だけが頑張ったって何も変わりやしない



無駄だったんだ

































神代類
先生 ッ … 先生 ッッ …… 、、































神代類
好き ッ …… 、






























































































神代類
司せんせー 、少し体調が優れないようなのでこの授業は自習になります
モブ
おおっ!よっしゃ!!
モブ
ねぇねぇこの間さぁ ー !













皆は自習と聞いて喜んでいたけれど

僕は悲しかった


余計なことをしたし 、司先生の授業が受けられない



あのまま一緒に帰ってきた方がよかったのかな





















神代類
( いや 、もう考えるのはやめよう )
神代類
( どうせ無駄になるだけ )

















…… でも




卒業までにはもう一度


今度は気持ちが伝わるまで


司先生と話をしたい















受け入れられなくなっていい























きっとそれが僕達の結末だから















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