〈💚side〉
プルルルル……
ほぼ同時に振動を始めた携帯を開く。
ぺろとてっちゃんからの着信。
俺は両方を着信拒否にして、電源を切った。
あいつら、もう俺のした事に気づいたんかな。
…まぁ、ええか。だって……
💛「…んっ……たかし…っ、はよきて、、」
ともやん、もう堕ちたし。
20分前
💚「ともやん、ちょっと来てー!」
ガチャ
💛「どしたー?」
部屋から名前を呼んで数秒後、
ともやんはすぐにドアから顔を出した。
💚「ここ座って。」
💛「ん、なに?」
ともやんが俺のベッドに座ったと同時に、
俺はドアに向かい、鍵を閉めた。
ガチャリという音を聞いて、ともやんの顔が曇る。
💛「…え、何で鍵閉めたん。」
戸惑うともやんを無視してタンスから手錠を出し、
抵抗する前に素早く手首をベッドの柵に括り付けた。
💛「は、何これ。」
ガチャガチャと金属音が響く。
💛「ちょ、これ取ってや、!」
💚「それは無理やなぁ…、
こんなこと出来るチャンス、そうそうないし。
俺、ずっとともやんの事好きやってんで。」
2年程前から、俺は密かにともやんを思い続けとった。
“友達”とかいう簡単な言葉で表せへん存在で、
こいつの為なら何でも出来る気がした。
最初は遠くから見守るだけでよかった。
でも俺の愛情はいつからか狂い始め、
ともやんが俺以外の奴と話したりするだけで
嫌悪感を抱くようになっていった。
ルームシェアを始めて5人の関わりが多くなってから
俺の嫉妬心はどんどん大きくなり、
ともやんを、俺のものだけにしたくなってしまった。
ともやんのポケットから携帯を取り出し、
てっちゃんとのLINEを開いた。
会話を見て直ぐに分かった。
2人が付き合ってるんやと。
💚「…てっちゃんと付き合ってんねや。」
💛「いや、お前に関係ないやろ。」
冷たく言い放たれる言葉に、俺への愛情は無い。
否定をしないということはそういう事なんやろう。
ともやんの携帯で外にいるてっちゃんに、
俺の携帯で家にいるぺろにLINEを送る。
師匠は休みやからって旅行に行ってるし、
2人を事務所に向かわせれば、後はこっちのもん。
LINEを送ってすぐドタドタと足音が聞こえてきた。
💛「…ぺろ、!たすけ___」
叫ぶともやんの口を塞ぐ。
幸いぺろは声に気づかず、鍵が閉まる音が聞こえた。
これでこの家におるのは俺らだけ。
💛「っ……お前ふざけんのも大概にしろや。」
ベッドの下に隠していた薬瓶を取り出す。
言葉を遮るように薬をともやんの口に入れ、
溢れるほどの水を流し込む。
💛「ぁ…や……ん、、」
危険を感じとったのか、
薬を吐き出そうとするともやんの鼻と口を手で覆う。
💛「…んんっ、、!」
息ができず少しずつ赤くなる顔にも可愛げがあった。
💚「飲んだら手離したるから。」
そう言ってすぐ、
ゴクリという音が響いたのを確認し、手を離した。
💛「っ…はぁ…はぁ……っ、何…飲ましてん、、」
💚「んー、何やろなぁ。直ぐに分かるわ。」
ともやんに飲ましたのは超強力な媚薬で、
飲んで3分も経てば効果が現れるらしい。
薬を飲ませてから5分ぐらい経った頃、
ともやんの顔は少しずつ火照り、
呼吸も少しずつ荒くなってきた。
疼く身体を抑えるためか、
警戒しつつ静かに呼吸を整えようとしている。
💚「もうそろそろかな。」
試しに首を優しく撫でてみる。
💛「ん……ふ…っあ、、」
甘い声が口から漏れる。
流石、強力と謳っているだけあるな、と感心しつつ、
シャツを少しずつ捲り上げる。
💛「ぃやっ……やめろや…、、」
汗が噴き出した身体に俺の欲はそそられた。
ピンク色に染まった胸辺りを弄くり回して反応を見る。
💛「…ぁ…んんっ……ん、ぅ…、」
刺激に耐えようと顔を逸らして身体を震わせているが、
耐えられる筈も無く声は大きくなる。
💚「誰もおらんし、我慢せんでええのに。」
💛「……もぅ、はなし…て……っ、」
こんな姿になった愛する人をもっと虐めたいと思う程、
自分はおかしくなったんやと再認識した。
膨らみを増した下半身を服の上から触る。
💛「っや…あかんっ……ぁっ…ん、」
💚「もう勃ってもうてるやん。どう?限界?」
💛「…んぁ…っ……さわんなっ…ぁ、、」
💚「そんな事言って、
本間は気持ち良くなりたくてしゃあないんやろ?」
否定が出来ずに目を逸らすともやん。
💛「……むりや…って、」
💚「嫌なら俺は何もせんけどさ、
こんな状態で耐えれるん?笑」
トロンとした怯える目が俺に突き刺さる。
💛「…っ……て、、」
💚「ん?なんて?」
💛「…おまえの……いれて、、」
やっとや。
これでこいつは俺のもん。
💚「可愛いなぁ、ともやん。」
罪の意識なんてもう無かった。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。