第3話

2 - Collusion -
1,310
2024/11/18 11:53 更新
〈💛side〉









































💛「おはよー。」
🩷「おぉ、おはよ。早いな。」
💛「そっちこそ、珍しいやん。」
🩷「なんか早く目覚めてもてさ。」
💛「ふーん、、」
眠たい目をこじ開けるように冷水を浴びる。
眠気は覚めたものの、頭はガンガンと痛むまま。
戸棚から頭痛薬を取り出し、水で流し込んだ。

💛「はぁ……、きっつ。」
🩷「なに、二日酔い?昨日酒飲んだん?」
💛「あぁ……まぁな。」
🩷「ん?でも昨日はよ帰って来てたやん。」
💛「……え?いや、、」
こういう所は妙に感が働くぺろ。
言い訳も思いつかずしどろもどろになる。

ガチャ

ベストタイミングでドアが開いた。
💙「……ぉはよ、」
入ってきたのは腰を押さえたてっちゃん。
俺と同じく、少し元気がないようやった。
🩷「おはよー、、え、お前も二日酔い?」
💙「あ、昨日な___」
💛「そういやぺろ、なんか届いとったで。
  玄関の前置いてる。」
てっちゃんの言葉を咄嗟に遮った。
🩷「あ、ほんま?ちょっと見てくるわ。」
ぺろは俺らに背を向け、部屋を出ていった。

💙「な、なぁ……ともき。」
💛「その呼び方、みんなの前では辞めてや。」
💙「え、?」
💛「皆にバレたら、何言われるか分からへんし。」
💙「それはっ、そうやけど、、、」
残念そうな顔のてっちゃんにキスをする。
💛「でも俺、ほんまにてっちゃんのこと好きやから。」
💙「ん……俺も、好きやで。」
愛を確かめ合って、俺はてっちゃんの元を離れた。

🩷「ちょお、荷物なんかないやん。」
気だるそうなぺろが戻ってきた。
💛「えぇ?気のせいやったんかな。」
🩷「いやそんなことある?」
💛「ごめんごめん。」
何とか乗り切った。
一安心して、珈琲を入れようとキッチンへ向かうと、
🩷「あぁ、そういや2人さ、」
後ろからぺろの声が聞こえた。










































🩷「もうちょい静かにヤってな。」










































ゴトッ

俺の横で手に持っていたスマホを落としたてっちゃん。
明らかに動揺している様子で、俺に助けを求めとった。
💛「は、何の話?」
平然を装って返事をする。

🩷「いや、バレてないと思ったん?
  お前ら昨日してたやん、セックス。」

淡々と言い放つぺろが何を考えてるのか、
俺には見当もつかんかった。
💙「なんで、、、知ってんの、」
みるみるうちにてっちゃんの顔が赤くなっていく。
🩷「お前の部屋隣やし、そりゃ聞こえるやろ。
  トイレ行こう思て起きたら、
  お前らの喘ぎ声聞こえてきたんやから。」
最悪や。
皆が寝てる時間なら大丈夫。
そう思ってた昨日の単純な自分を殴りたい。

🩷「なんなん、お前らそんな感じやっけ?」
💛「……俺が昨日告った。
  頼むから師匠とたかしには言わんといて。」
バレてしまったならぺろを味方に付けるしかない。
🩷「いや、言わんわ、笑
  別に言ったところで俺にメリットないしな。」
噂話が好きなこいつにしては以外な返事やった。


















🩷「ただ、これで俺らの関係が変わるならやめてな。」
























💙「え、どういうこと、?」
🩷「俺はこれからもずっと、
  この5人で阿呆なことしときたいねん。
  もちろん、友達としてな。
  やから、お前らの恋愛感情が大きくなりすぎて
  友達を演じれんくなるんなら今すぐ辞めてや。」
💛「…分かっとるよ。
  俺はてっちゃん以前に、4人全員が大事やから。」
🩷「ほんなら俺は何も言わんし、
  お前らの好きにしたらええんちゃう?
  …まぁ、師匠にはバレん方がええな。面倒いし。」
💛「……確かに、なぁ、、」

師匠は、俺がバイである事を唯一明かした奴。
“女だけじゃなくて、男も好きになる。”
そうあいつに告げた時のことは今でも鮮明に覚えてる。








❤️「あぁ、そうなん。」
驚く様子もなく返事をした。
💛「え、びっくりせんの?」
❤️「何が?別によくある事やろ。」
💛「…もっと、気持ち悪がられると思っとった。」
❤️「何でやねん、そんな事ないわ笑」
💛「良かったぁ、、」
❤️「……あ、でも1個約束して。」
💛「ん、?」










































❤️「メンバーの事は、友達やと思っとって欲しい。」








































俺はこの約束を破ってしまった。
だからこそこの秘密は絶対に隠し通す。








誰かを傷つけへんために。








プリ小説オーディオドラマ