ーあなたの下の名前side
あやべ勢いに任せて『 は?? 』なんて言っちゃった…まぁ仕方ないよね言われてた業務内容は料理作ったり部屋の掃除するみたいな?至って普通の業務内容だったのに急に『 俺の傍にいること 』なんて言われても訳わかんないし…ねぇ??⬅︎
私は見るからに下手な嘘を吐き、那津様は呆れたような表情を浮かべ、緑瀬さまは肩を震わして笑いを耐えているようだった。……なんで私こんな無理のある嘘をついたんだろう(さっきまで日本語話してた人)
いやまぁ…嫌ってはないよ???だけどあまりに無気力タラシだなと思って少し距離を取りたいだけ!!!……えてかさっきこの人英語話してたよね??なにこの人無気力なのにハイスペなの???
私がジトーっと見つめていると緑瀬さまが「 はぁ…… 」と、ため息を零し静かに那津さまを見つめ那津さまに無言の圧力を掛けている。笑顔だけど瞳の奥が笑ってないっていうやつね。怖いよ⬅︎
そう言った那津さまは苦笑しながら緑瀬さまを宥め、その緑瀬さまはというと呆れたような、軽蔑するような目那津さまを見ていて絵面が面白く笑いを堪えるのに必死だった。まぁここで笑ったら私にも火が飛びそうなので死んでも笑わないけど⬅︎
仕方ないじゃーん??見るからにハイスペキラキラ男子の手伝いなんて荷が重いって!!!しかもこんな無気力の男の世話だなんてごめんだよ。…あれならなんで私この仕事やろうと思ったんだっけ(金目的)
私はめんどくさそうな仕事だなぁと思いながらあくびをして「 了解しました 」と一礼をする。すると緑瀬さまが私を手招きするので近くに寄る
にっこり微笑んで私の仕事を気にしてくれる緑瀬さま。ねぇスマート&顔だけじゃないイケメンなんだけど好きかもしれない緑瀬さまのこと(ちょろい)
まぁでもこの人ストイックそうだし恋に落ちるのは辞めておこうかな付き合ったら……
このだらしなさ過ぎるご主人様みたいになってしそうだし緑瀬さまの恋人になるのはやめた方が良い(とっても失礼)
私がそのまま言うと緑瀬さまは笑いを堪えきれず吹き出し、那津さまは不服そうな表情を浮かべている。私は「 はぁ、 」とため息をつき「 それでは失礼します 」と那津さまの部屋を出て自室にあるベッドに倒れ込む。
さすが豪邸、さすが金持ち。
ここが、私が働く場所で、過ごす場所なのかぁ……。今まで住んできた家が本当にちっぽけに感じちゃうのが、金持ちの近くにいるデメリットかな…
初面会が過ぎた疲労か、私には強烈な眠気が襲いかかりそのまま深い眠りについた__________。
♢♢♢ ー 🍍side ー 30分後
『 俺、今からひまちゃんとあなたの下の名前さまの食事作るからさ、ね? 』と諭され、俺は渋々失礼な言葉を吐いてくるメイドの部屋へ行くことに。
ったく、
あんの冷徹ド失礼馬鹿メイドは何してんだか…
いや待て、あのメイドのことだ。ここでいきなりドアを開けたらアイツならなんて言う??
『 礼儀がなってないですよ 』……とかなんとか煽ってきそうだし(そんなことない)ここはノックして入るか……
コンコンコン(ノック
………………………………………………
俺がノックをしても部屋からの返事はなく、不審に思い軽蔑的な視線を向けられるだろうけど返事しないアイツが悪ぃし……
扉を俺が開けるとそこには布団も掛けずにベッドに倒れ込むバカメイドがいた。
どうやら倒れたとかではなく緊張で疲労が溜まりそのまま眠りについたとかであろう。……変に心配して損したわ⬅︎
……おやすみ、俺の気になるお姫様__________。
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こちら桃源暗鬼の小説です…❕❕🍃
アニメ見てない方でも溺愛物やコメディ、甘々が好きな方におすすめな小説です➰💗
甘唄は先週ら辺から見始めたんですけどとっても良いアニメで大好きなアニメになったので桃源暗鬼の小説を近々書くつもりです✋🏻🤍
是非桃源暗鬼気になる方は見てみてください❕













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。