第2話

身近にあるそれは一体…?
6
2025/07/07 11:59 更新
「おはよーございます」
たわいもない挨拶。
今日も一日が始まる。あたりまえのように時が流れる。

放課後になり、今日は久しぶりの2人きり。私にとってモチベーションの一つ。
私は先生に依存している。まるで精神安定剤のように。一緒に過ごせる時間はあと一年も無いのに。

同時に私の憧れの存在でもある。

毎日何気ない会話を交わして、時には涙を見せて、ある日は相談に乗ってもらって…。
先生の笑っているところを見るのが私の小さな幸せ。
だけど終わりは突然やってくる。









「卒業」

それが私は嫌だった。
1年生の頃はあんなに卒業したいと思っていたのに__
「連絡先交換しよ?」
とも言えないまま卒業の日を迎えてしまった。あんなに身近にいたのに今はもう手を伸ばさないと先生はいない。私生きていけるかな……









でもこれだけは伝えたい。













「ありがとう。またいつか__」

プリ小説オーディオドラマ