僕はしばらく立てずにその場でうずくまっていた
痛みもあったが
それよりも怖さの方が大きかった
せっかく解放されたと思ったのに
なぜか涙も出てこない
「佐久間本当はお前といたくないに決まってるw」
「自分の株のためだろ。」
そんなことないはずだ
湊人は僕に寄り添ってくれた
でも…
。が言ってたみたいに
"キモイ"って言われて嫌われたら?
そうなった時の情景が頭に浮かぶ
湊人に嫌われたら僕もう生きる意味ない…
そう思って立ち上がると
血が垂れていることに気づいた
どうしよう
このまま家に帰ったら…
頼れる人なんていない…
唯一あるとすれば…
なぜ先生がそんなことを言ったのか
わからなかったけど
不思議と心が温かかった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。