克服した。と思う、
さっきも潔さんの顔を余裕で見れたし、
カイザーとも普通に話せた。
こう言う時は…
そうだ、ネスで試してみよう。
ネスで何も起きなかったら多分、克服したと言えるだろう。
そしてネスは私に顔を見せた。
5秒ぐらい、見つめ合う。
腕を掴まれても特に何も思わない
正直、試さなくても恐怖症じゃないことは確定していた。
だけど、なかなかみることのないみんなの顔が気になって、
握られた手をぎゅっと握り返した。
ネスside
その言葉を聞いた時、ゾクっとした。
不安そうに、僕を見つめるあなたの下の名前。
でも、僕はとても嬉しかった。
顔を見せてと言われた時も、地球が半分になったのかって思ったぐらい
とても目が綺麗だった。
思わず口を滑らせた。
こう言う時に、カイザーを言い訳にしてしまう自分が嫌だ。
でも
小さな手をぎゅっと握った















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。