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ソファに座った康二が手招きしながら言う。
いつもより低い声で、少しだけ違う雰囲気。
康二が核心を突いてくる。
たしかに俺は今日、康二のことを避けていた。
でもそれには理由がある。
最近ずっと康二がえろい。なんか分かんないけど、
えちえちお姉さんみたいな雰囲気。だから、下手すると俺の
俺が、ね。反応しちゃうから。
そう言って康二は俺の手を引いて、馬乗りの状態になる。
俺の上に康二が向かいあわせで座ってるから、ね。
やばいのよ、俺の俺が。
耳元でそう言う。完全に主導権は康二にある。
こうなったら康二は止められないことがほとんどだ。
クスッと笑ってまた距離を詰めてくる。
これ以上近づけないって。
康二の指が俺の顎を持ち上げる。
そう言われてなんとも言えなくなった。
たしかに、康二のことを食べたいのはほんと。
康二の目が俺の事を捕らえてる。
そう言って妖艶に笑う康二がほんとにえろい。
わざとらしく囁く康二は、まるで攻めのよう。
全然余裕が崩れていない。
その瞬間、俺は康二の体を座っていたソファに押し倒す。
康二は少しだけ驚いて、また笑った。
強がっているけど、呼吸が少し乱れている。
やっぱり康二は、生粋の受けなんだよ。
康二は言葉が詰まって、何も言えない。
主導権は完全に俺にある。
康二は、ほんの一瞬目が泳いで、また、ふっと笑う。
そう言って、康二の足が俺の腰に巻きついてくる。
こんなんされたら、誘われてると思ってもおかしくない。
さらに距離を縮めて、キスする寸前で止める。
すると康二の顔が歪んだ。
ほら、崩れ始めた。
そして、さっきまでのえちえちお姉さんじゃなくなった。
小さく漏れる本音。
その言葉に俺の口角は上に上がる。
最後どっちも余裕無くなるのが好きです🫠
昨日更新できなくてごめんなさい。
リクエスト受け付けてます。どんなお話でも書きたいと思ってますので、
見たいと思ったお話あればコメントお願いします!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。