霊夢side .
ヨークシンの後、アジトに戻っていた霊夢達。
幸い、二人っきりだ。
魔理沙は宙を仰ぐ。
紫「私達が手を出す程でも、
無かったかもしれないわね」
妖夢は床に座り込む。
それから数日後、幻影旅団のアジトに
ウボォーギンさんは戻ってこなかった。
マチさんが言うには"死んだ"らしい。
鎖野郎の手によって。
……あれ?
これ、クラピカさん達が、
幻影旅団倒してくれるくね?
〔オークション会場〕
魔理沙side .
何故、オークション会場に来たのかと言うと。
紫に旅団がいくから行けって言われたんだよな。
霊夢は素っ気ないな。
どーせ、後少しなんだし、
たまには楽しんでもいいじゃないか。
そう言える雰囲気じゃないから、
これは心の中に留めておくぜ。
フランがキョロキョロ辺りを見回す。
それとなく注意する。
刹那、見覚えのある姿が目に入った。
隣には小柄な、ワンピースを着た女の子。
オークションに何しに来たのだろう。
競り? 欲しい競売品があるのだろうか。
レストランに入り、適当な距離のテーブルに座る。
店員は「かしこまりました」と告げ、
厨房の方に立ち去っていく。
それを合図に私は聞き耳を立てる。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。