それは、突然だった。
え?
時間が止まった気がした。
世界から、色が消え白黒に見えた。
愛好がジェルと付き合う?
あんなに、私のことを応援してくれていたのに?
なんで、、、、、、。
目の周りがジーンと熱くなっていくのが分かる、、、、、
私は、溢れる涙を必死で抑えていた。
唇をぎゅっと噛んで何とか声を絞り出す
ごめんなさい?
裏切ったってこと?
涙ながらに愛好は、思いをぶつけてくれた。
私は、ずっと一緒にいたのに愛好の気持ちに気づけなかった。
今度は、私が応援する番
私達はお互いの気持ちを言い合って仲直り?をした。すると、遠くから叫び声が聞こえた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!