
これで、最後の特訓になる。
やっと、鬼畜な修行から解放されるんだな。

まぁ…最後は普通に戦闘してもらう。今までの特訓の成果を見せるとき…。だけど、さすがにこの人数の相手を全てするのはきつい…。
じゃあ、どうするんだ?ここには、俺達の相手をしてくれそうな奴はいないぞ。

大丈夫…。あてはある。

空間支配【空間移動】
え…。
レオン達は、リリィの空間移動によって、ある場所に連れてこられた。
そこには、1つの神社が建っていた。
おいおい。どこだよ…。

守矢神社…?
舞花は神社の近くにあった岩柱に書いてある名前を読み上げた。

ここは、神様2柱+現人神1柱が居住している神社のため、信仰者が多い場所。今から、貴方達は私を含め…ここに住んでいる3名…計4名と戦ってもらう…。
神と戦うのかよ…。絶対に無理だろ…。

もう…話は通してある…。ほら…。
リリィは守矢神社の方を向く。
そこには、緑髪で巫女の姿をした人がいた。

あ、お待ちしてましたよ。みなさん。ほらほら、神奈子様と諏訪子様がお待ちですよ。早く行きましょう。

うわっーー。神様と会えるのか~。楽しみだな~。
(どうしてこいつは、こんなに呑気なんだ。)
レオン達は長い廊下を歩いていた。

そういえば、昨日一晩だけ泊めてほしいといってきた2人組がいたんですよ。黄色い髪の男性と水色の髪の女性ですね。

特に水色の女性は、髪で顔が半分見えませんでしたが、とても可愛かったですよ。彼女がいないみたいですし、いいことがあるといいですね。レオンさん。
はい…。それに、俺には彼女は必要ありませんので…。

あら、そうですか。残念です。
(よく喋る巫女だな。それに、さっきの2人組…どこかで聞いたことがあるような…。)

はい。こちらですね。
早苗は扉を開けた。

お。やっと来たかい。

待ちくたびれたよ。
本当の神じゃないか…。俺達、この神様達と戦うのかよ。
レオンは、体が重くなった気がした。それもそのはず。これから、神と戦うことになるのだから。でも、そんなことを考えているうちに1人の少女に目をやった。

え…。
あ…。
そこにいたのは、あの時の紛れもない水蓮の姿があった。

どうしたんすか?雫。
(何で…水蓮がここに?いや、男の方が雫って呼んだから、今は違うのか?)

······

あはは…。
ぎこちない笑顔…。

ガーン…。

ちょ、ひどいこと言わないでくださいよ。雫が可愛そうじゃないっすか…。

そうそう。女の子を落ち込ませるなんて、レオン…最低~。
何で…俺なんだよ…。

······
(くそっ。気まずすぎる…。敵だったとはいえ…この場で再会するとは…。)

すみません…。そこの人と少し…話がしたくて…。
え…。

そうか。なら、私達は少し出ていくとしよう。

じゃあ…私は…対戦カードを書いておく…。

早く終わらしてね。
こうして、レオンと雫だけが残された。

これで…話ができる…。
······
で、何で…お前はここにいるんだ?そして、隣の黄色の髪をした奴は誰だ?お前の彼女か?

彼女なわけ…ないよ。彼の名前は、ボルト・シーズル。私と同じ元クインテット。
元…。じゃあ、今はクインテットじゃないんだな。

うん。貴方には感謝している。私が闇から抜け出せただけではなく、お兄ちゃんとも分かりあえることができたから…。
それは良かった。で、烈火は?

本当のお兄ちゃんの名前は秀。お兄ちゃんは、私達を暗殺しようとしているクインテットのメンバーと対峙している。
まじかよ。お前の兄は大丈夫なのかよ…。

お兄ちゃんは強いから大丈夫。
そうか。しかし、驚きだな。クインテットも動いたなんて…。

当然。組織を抜けた私達は、裏切り者同然。裏切り者は、組織の情報を流す恐れがあるため、殺害されるのが決定している。
さすがは闇の組織。やることがえぐいな。しかし、偶然だな。こんなところで会えるなんて…。

私達は、妖怪の山に行く必要があった。クインテット下級クラスがメンバー集めに動いているから。私達はそれを阻止するために、ここに来た。
クインテットも動いているのかよ!!
(だとしたら、クインテットと十二星徒の2つの組織が動いているということになる。それに相手はおそらく格上。複数でこられたら、かなりまずいぞ…。)

どうしたの?
ああ。実は…
レオンは、今まで起きたことを全て雫に話した。

十二星徒か…。確かにまずい状況…。
なぁ…。ここは協力しないか?

うん…。最初からそのつもり。それに、貴方達には恩がある。だから、ここで恩返しをする。
じゃあ、よろしく頼む。
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編集部コメント
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