第2話

Prologue
34
2024/09/05 09:20 更新
この国は平和だ
同じように、この国の城の中も平和だ
この国の城には、素手で触れると不死身になる石が隠されているが、それを奪おうとする国と戦争になった事はない
城の中には、王様と女王様、お姫様1人の肖像画がある
国民は、お姫様は1人だと思っていた
しかし、貴族は違う
この国にはもう1人お姫様がいた
国民はその姿を見たことはない
城の窓のない真ん中の部屋が彼女の部屋だ
ある日、お姫様がその部屋に「姉」と遊ぶために行った
もう1人のお姫様は、お姫様のお姉さんだった
パトリシア
パトリシア
あなた!
パトリシア
パトリシア
今日何して遊ぶ?
幼い夢主
幼い夢主
うーん、、、、
幼い夢主
幼い夢主
どうしよっか、、、、
もう1人のお姫様は体が白く、目が赤かった
でも、王様と女王様は2人共大事にした
外には出れないけど、外から見えないようになら、部屋の外で遊ぶ事ができた
毎日が楽しかった
しかし、、、、
王様
同盟を結んでいる隣の国の姫が病気で、治すには体の白い子供が生贄に必要らしい
女王様
まぁどうしましょう、、、、
女王様
この国まで探しに来ないと良いけど、、、、
王様
賞金まで用意されている、、、、
女王様
絶対に見られないようにしないと、、、、
王様
あなた、今日から部屋の外に出てはいけない
王様
いいな?
幼い夢主
幼い夢主
はい、、、、
王様
この国に住んでいる隣の国民もいる
女王様
見つかって、捕まったら生贄にされてしまう、、、、!
その日から、あなたは部屋の外に出れなくなった
でも、食事の時間には、豪華な食事が運ばれてきたし、妹のパトリシアも遊びに来てくれた
しばらくは楽しく過ごせた
しかし、その内部屋の中にいるのに飽きてきて、部屋の外に出たくなった

メイドさんが食事を運んで、帰って行った
という事は、他の人も別の場所で食事をしているはずだ
今なら誰にも見られずに、部屋から出れるかもしれない
そう決めるとすぐに、あなたはドアをそっと開けた
、、、、大丈夫だ
廊下には誰もいない
一度、肺いっぱいに空気を吸い込んだ
外はどんなだろう、と窓の外を覗いた
外はいい天気だ
多すぎる訳でもなく、少なすぎる訳でもない量の雲が空を泳いでいるし、太陽は輝いている
それを見た時、あなたは外に出たくなってしまった
「ほんの少しでいいから、外に出てみたい」
そんな事を考えながら、窓を開けた
ここは一階だったので、簡単に地面に降りられた
太陽に照らされた地面は、少し暖かかった
そばに生えていたお花を少し眺めて、もう戻ろうと思った時、視線に気づいた

遠くから、誰かが見ている

急いで足についた土を落として、窓から城の中に入った
ーーーー誰かに見られていた
何も起こらない事を願った
次の日の事だった
部屋の外が騒がしさで目が覚めた
怒っている声、悲鳴、悲しそうな声、大きな物音
隣の国の王が、この城に兵士を連れて来た
体の白い子供を隠していた事に激怒した王が責めてきたらしい
この部屋から出て、城から逃げた方が良い
扉を開けて、廊下の様子を見たーーーーーーーー
誰もいない
良かった、、、、
すぐに家族と一緒に城から逃げよう、と思った時後ろで音がした
偶然、扉の横に相手の兵士が立っていた時に、ドアを開けてしまったのだ
捕まったらどうなってしまうのだろうか、、、、
そんな事を考えながら、全力で走った





どこまでも逃げ続けている内に、城の塔に来てしまった
どう考えても飛び降りられる高さじゃない、、、、
兵士はすぐそこまで来ているはずだ
逃げ場はない
と諦めた時、何かキラリと光る物が目に入った
触れると不死身になる魔法の石、、、、
一瞬立ちすくむと、最初からそうするつもりだったかのように、石を掴んで塔から飛び降りた
石は触れた瞬間に消えてしまい、今この瞬間、あなたは不老不死になった
しかし、塔から飛び降りたという事実は消えなかった
上で兵士が何か言ってるのが聞こえる、、、、
空を飛んでいる鳥は近くを通り過ぎて行く
そして地面がどんどん近づく




あなたは今、何十メートルも落ちた今も生きている
不死身になるというのは、そういう事だ




主
新しい小説を書き始めました
主
上手に書けていたら嬉しいです
主
他にも小説があるので、投稿は少し遅くなるかもしれません
主
よろしくお願いします!

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