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第42話

40
762
2020/06/02 12:15
AM2:00
あなた

はぁ…はぁ……

















夢………










忘れかけていたあの出来事










また思い出すなんて

思ってもいなかった




























































そういえば


わたし、またお酒飲んで……












あなた

…うわぁぁぁぁ!!!






















どどどどうしよう



また変なこと言ってないかな!?












































そんなことを考えていたとき



















ピロン




~LINE~


シルク
シルク
「写真」



突然、シルクから写真が送られてきた














そこには


















あなた

…わたし!!?






自分の寝顔が写っていた
















あなた

ちょっと、なにこれ!!!









~LINE~


あなた

あの〜シルクさん?

シルク
シルク
あれ、あなた!?
ごめん起こしちゃったか?
あなた

ううん、目が覚めちゃって…
てか、これ盗撮だからね?

シルク
シルク
盗撮といえば盗撮かもな!笑
あなた

ばか…

シルク
シルク
え、いや、ごめん
あなた

まぁ、誰にも見せないなら許す

シルク
シルク
見せない見せない!!!
でも、俺あなた部屋まで運んだし
これでおあいこってことで!笑
あなた

そう言われたら何も言い返せないじゃん…

シルク
シルク
まあ〜結局のところ飲ませたの
俺だし別にいいんだけどさ!
あなた

でも、ごめんね

シルク
シルク
あーもう気にすんなって!
シルク
シルク
俺は寝るぞー
あなた

うん、おやすみなさい








シルクとそんなやり取りをしてから

わたしは再び眠りについた























































AM7:00



化粧と着替えを済ませ

みんなで朝ごはんを食べた




































あなた

ごちそうさま

あなた

あ、わたし今日早めに行くね?

シルク
シルク
そうなのか!?
まぁ気を付けて行けよ〜
あなた

大丈夫だよ!ありがとう!


































そして玄関を開けると











テオ
テオ
あ、あなたちゃんおはよ〜

テオが笑顔で手を振っている



あなた

テオくん!?なんで!?

テオ
テオ
いや、あなたちゃんと一緒に
行きたくて待ち伏せしてた
あなた

そ、そうだったの!?

テオ
テオ
今日行くの早いんだね!
早めに待ち伏せしといてよかった〜
あなた

今日はちょっとやりたいことがあって

テオ
テオ
そっか、偉いなあなたちゃんは!
あなた

そんなことないよ!!
じゃあ、行こっか?

テオ
テオ
おう!
あなた

…テオくん

テオ
テオ
ん?
あなた

昨日言ってた好きな人…

テオ
テオ
うん?
あなた

……

テオ
テオ
昨日の話がどうかした?
あなた

あ、いや…
も、もし!その好きな人に会えたら
テオくんどうするのかなーって

テオ
テオ
んーーーー
テオ
テオ
もしもあのときのこと覚えててくれたら
あなた

うん

テオ
テオ
告白する
あなた

こく、はく…

テオ
テオ
引かれるかもしれないけど
ずっと言いたかったことだから
テオ
テオ
んで、気持ち伝えたらキッパリ
諦める!!
あなた

…テオくんはすごいね

テオ
テオ
へ、何が!?
あなた

わたしにはそんな勇気ないから…

テオ
テオ
本気で好きならそれくらい
見せないとな!ハハ!


















わたしは

















何も言えなかった















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