第9話

第七話
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2024/07/24 11:12 更新







母さんが死んだ







そう伝えられたのは目が覚めてすぐだった
























いふ
いふ
へ…?ほとけ…冗談よな…?

ほとけ
ほとけ
……


ほとけは目を閉じて下を向いている



いふ
いふ
なぁ…ほとけ…

いふ
いふ
俺はどうすればいい…?



母さんは女手一つで俺を育ててくれた




だから速くいい会社に入って




たくさん稼いで楽をさせようと思ってた




なのに__




ほとけ
ほとけ
ごめん…いふくん…何にもできないや……

こんなことになるなんて……


いふ
いふ
そういえばほとけは?体調は大丈夫なん?

ほとけ
ほとけ
う、うん…だいじょう…ぶ…


完全に顔が青くなっている



いふ
いふ
俺ちょっと病院行ってくるッ!





いふ
いふ
すみませんッ!ハァハァ……

看護師さん
ッ!……









だめだった……


なぜか入院を申し出た所


断られた



きっと父さんに賄賂でも渡されているんだろう




いふ
いふ
ほとけ……

ほとけ
ほとけ
いふくんッ!

ほとけ
ほとけ
どう…だった…?

いふ
いふ
………ギュッ


俺はそっとほとけを抱きしめる


ほとけ
ほとけ
ど、どーしたのっ!いふくん…//


俺はほとけの耳元で誰にも聞こえないように囁いた




いふ
いふ
俺と一緒に逃げよう

ほとけ
ほとけ
え……







まずは作戦会議から


いふ
いふ
うーん……父さんに見つかったら終わるな……

ほとけ
ほとけ
う〜〜〜ん……


父さんは仕事に行って家にはいないが



監視カメラが付いてるから無駄には動けない



もしバレたら__



ほとけ
ほとけ
あッ、この日父さん帰って来るの遅い日だ!


そうやってほとけが指さした場所には



確かに



『父さん出張』



と書いてあった



もちろん出張は嘘



どっかの女と遊ぶだけだろう



いふ
いふ
よしッ、その日の夜、一緒に逃げよう

ほとけ
ほとけ
うんっ


俺達はお金や荷物をかき集め、荷造りをした



俺が今までためてた金は父さんに取られててそこまでないが



頑張れば何日かは持つだろう




いふ
いふ
ほとけっ、大事なものちゃんと入れとけよー

ほとけ
ほとけ
はーい











決行の日___






窓から見える空は真っ暗で




夜風が涼しい夜だった





いふ
いふ
忘れ物ない…?

ほとけ
ほとけ
うんっ!

いふ
いふ
じゃ、行こっか

ほとけ
ほとけ
うん、!

いふ
いふ
ほら、

俺はほとけをスッと手を差し出した


ほとけ
ほとけ
んぇ…?

いふ
いふ
手、繋いでもいいよ……//

少し不器用に手を突き出す

ほとけ
ほとけ
パァァァァッ!

ほとけの顔が明るくなる


ほとけ
ほとけ
えへへ、行こ///

俺達はしっかりと手を握りしめて



家に別れを告げた



そして玄関のドアノブに手をかけたとき__




ガチャ___




いふ
いふ
ッ!?


力を入れてないのにドアが勝手に開く



ほとけ
ほとけ
あッ……

父さん
どこへ行くんだい…?


目の前には『出張』へ行ってたはずの父さんが立ってた



父さん
逃げるきか…?


父さんが拳を振り上げる



その先にはほとけが_



いふ
いふ
ッ!ほとけッ!

ほとけ
ほとけ
へ……

ガンッ



鈍い音がした



ほとけの左頬が赤く腫れ上がっている



いふ
いふ
お前……ッ


俺は今までの怒りを全部、足へ込めて




父さんを蹴った




父さん
カハッ…!おい…てめぇ、…!

いふ
いふ
ほとけッこっち!


俺はそのままほとけをお姫様抱っこし、




父さんを押しのけて家を出ていった




父さん
お、おい、!まて…!




タッタッタッタ





静かな街に俺の足音だけが響く





もう父さんの声も何も聞こえない





いふ
いふ
ハァ…ハァ…、ココまでくれば大丈夫…、

俺はそっとほとけを公園のベンチへ下ろす




ほとけ
ほとけ
グスッ…、ヒック…ウッ…

ほとけはあれからずっと泣いてる_


いふ
いふ
大丈夫やから…な?


俺はほとけの隣に座って頭を優しく撫でる



ほとけ
ほとけ
ご、ごめんッ、なさいッ…グスッ…、

いふ
いふ
え、?なんで謝るん…、?ほとけは何も悪くないで?

ほとけ
ほとけ
僕がッ、この日を提案したからッ…

いふ
いふ
ギュッ…


俺はほとけに身を寄せて優しく抱きしめた




ほとけ
ほとけ
ッ…!//

いふ
いふ
大丈夫やから…その御蔭でここまで逃げれたんやから…な?

ほとけ
ほとけ
うっ、うわぁぁあんッ…!!!

ほとけは俺の腕の中で大声を出して泣いた



俺はただ抱きしめることしかできなかった








それから数時間後




ほとけは泣きつかれたのか俺の横で



肩に頭を乗せて眠ってしまった




ほとけ
ほとけ
スゥー、スゥー

いふ
いふ
ほんま、子供やなぁ…笑

そんなことを言いながら



痛々しく腫れ上がっているほとけ左頬を触る




いふ
いふ
こんなにきれいな顔を殴るなんて…

いふ
いふ
とりあえず、応急処置しとくか……


俺はカバンから湿布を出すと


ほとけの頬に貼った



いふ
いふ
ごめんな、守れなくて……

いふ
いふ
愛しとるで…ほとけ…

俺はほとけを抱きしめて深い眠りへと落ちていった













@
 以 上 だ ぁ 

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 毎 日 投 稿 め っ ち ゃ 頑 張 っ て ね ? ? ? 🥺 🥺 🥺 

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 わ し 、 ま だ 学 校 あ る ん よ ね … … 😭😭😭

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 ブ ラ ッ ク 学 校 や … … 😇 

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 ま ぁ 、 頑 張 る の で 応 援 よ ろ し く ぅ 👊🏻 💗 

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 で は で は 🙃 

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