第34話

29話
122
2025/08/13 12:27 更新
ほとけside
いふくんを部屋に通した

しばらくお互い喋らなかった

目の前で座るいふくんはじっと僕を見ている

その目は、冗談も茶化しも一切ない
if
if
この前置いてた薬は、なんの薬なん?
ほとけ
ほとけ
やっぱり薬、見られちゃったか

ちゃんとしまっておけば良かったな、笑

なんも言いたくないな…
if
if
これ…何?
ほとけ
ほとけ
!?
白い封筒…、なんでいふくんが持ってるの?

それは…薬の効果について書いてあるもの

病名は書いてないけどね

ごめんだけど、教えないよ…

僕は視線をそらした
if
if
なぁ、俺にだけでも言ってくれないか?
ほとけ
ほとけ
…言えない
ごめん

はっきり言ったのに、体の震えが止まらない
if
if
なんでなん?
ほとけ
ほとけ
誰にも言っちゃいけないって、約束したから
ー神様との約束が頭をよぎる

誰にも言っちゃいけない

言えば…メンバーが危険だ
if
if
誰と?
ほとけ
ほとけ
神様…と
if
if
いふくんは驚いていた

そりゃそうだろ、何言ってんだ?って言われたとしても仕方ないよね

って思ったけど
if
if
じゃあ、俺は…どうすればいいん…?
気にも止めずどうすればいいかと聞いてきた
なんで何も言われないのか不思議だった
ほとけ
ほとけ
いつも通りのいふくんでいてよ
相手が平然としてるなら僕も自然に居ないとね
if
if
そんなの…!無理に決まってんだろ、
いふくんが生きてるってだけで、それだけでも嬉しいのに…

それ以上求めるものなんてないよ、笑
だから…
ほとけ
ほとけ
だったら、僕のそばにいてよ
ほんの一瞬だけ、いふくんの瞳が揺れた
if
if
当たり前だろ
僕は小さく笑って、目を伏せた

いふくんと他愛もない話をするのが好き

できれば、ずっと…一緒に居たかった

でも、僕の願いはいふくんが生きていてくれるなら

他に何もいらないよ…笑

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