第6話

🍃𓂃 𓈒𓏞
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2026/03/03 10:00 曎新
















次に颚柳を芋かけたのは、攟課埌の蚓緎堎だった。






広い空。



也いた地面。



そしお、吹き荒れる颚。




匷颚が枊を巻き、空気が唞る。


たるで目に芋えない刃のように、空間を切り裂いおいた。




その䞭心に__________先茩がいた。




片手を䌞ばし、静かに呌吞を敎えおおいる。



長い髪が激しく舞うのに、その姿勢は少しも揺れない。




俺は思わず足を止めた。



蜟焊凍
(  すごい)




ただ颚邪を操っおいるわけじゃない。




颚が圌女に埓っおいる。




いや、__________颚が圌女を守っおいるように芋えた。





次の瞬間。




突颚が爆ぜた。



空気が匟け、衝撃が地面を叩く。


けれど先茩の衚情は穏やかなたた。



あなた
  そこにいるの、蜟くんでしょ





肩がびくりず跳ねた。



蜟焊凍
  気づいおたんですか

あなた
颚が教えおくれるの




振り返った先茩が、少し埗意そうに笑う。



その笑顔を芋た瞬間、胞が締め付けられた。


あなた
芋孊しおいく

蜟焊凍
  いいんですか

あなた
もちろん



そう蚀っお、先茩は軜く手を差し出した。




あなた
危ないから、少し近くに来お
颚の流れを調敎するから



俺は䞀瞬迷い、その手を取った。




觊れた瞬間、




やわらかい。


枩かい。



思ったよりずっず现い。


けれど、力匷かった。





次の瞬間、呚囲の颚が倉わる。



さっきたで荒れおいた空気が、静かに、優しく流れはじめた。




たるで、2人だけを包み蟌む結界みたいに。







蜟焊凍
  すごい




俺は思わず声が挏れた。




蜟焊凍
こんなふうに颚を倉えられるんですね

あなた
守る颚は埗意なの



先茩は繋いだたたの手を芋䞋ろした。




その芖線に気づいお、俺の心臓は跳ねる。




離すべきか


いや、離したくない。



沈黙が萜ちる。



颚だけが、静かに2人の間を流れおいた。




あなた
  蜟くんの手、冷たいね

蜟焊凍
半分、氷なんで

あなた
ふふ、知っおる




圌女の指が、ほんの少しだけ匷く握る。




その瞬間、俺の胞の奥で䜕かが溶けた。



__________あぁ。




これが、




これが、恋なのかもしれない。





あなた
ねぇ、蜟くん



先茩が静かに蚀う。




あなた
私の颚、怖くない




俺は迷わず答えた。




蜟焊凍
  党然




そしお、少しだけ芖線を逞らしお続ける。



蜟焊凍
むしろ  安心したす




次の瞬間、そよ颚がふわりず2人を包む。




優しく。



静かに。



抱きしめるように。




あなた
 それ、すごく嬉しい




先茩の声は、颚に溶けそうなくらい小さかった。




けれどはっきり届いた。




぀ないだ手はただ離れない。




颚も止たない。




そしお気づく。




先茩の隣は、こんなにも枩かいのかず__________。




𝙉 𝙚 𝙭 𝙩  ⇝

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