第14話

【13】
13
2026/03/14 01:00 更新




ああ、なんて世の中は残酷なんだろう。



夢であれ。
こんなに近くにいるのに。





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葵
鍵を探すのにバッグの中見た時…
うちの病院の脳外宛ての紹介状が見えた。
……あと、障害者手帳も。
確実ではないけど意味、わかる?

勘の良いあなたならきっと分かるよね。




﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏




うちの病院の脳外こと、脳神経外科は全国的に有名なのだ。



脳障害に特化している。




血管障害ではく、機能障害の方だ。





樹音くんは違うかもしれない。

別の何かかもしれない。





でも、1つの決定打がある。






それは、障害者手帳を持っているということ。





もしかしたら、私が誰だか分からないかもしれない。



すると先程とは別物の涙が流れた。


夢なら、早く覚めて欲しい。


でも握りしめた手に爪が食い込んで、痛い。


そっかこれは現実なんだ。







𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄




あれから少し時間が経ち、2人とも軽くシャワーを浴び、寝る準備をする。




葵
とりあえず寝よっか。
また明日いろいろ話そう。

私は「そうだね。」と頷く。
そしてそのまま2人は眠りについた。







𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄











朝になり2人はトーストを頬張る。










葵
あなた、今日はどうする?
ゆっくりする?
一人で大丈夫そう?




(なまえ)
あなた
出かける気分にもなれないし、家にいようかな。
実を言うとまだ一人はきついかも。





と言い苦笑する。



葵
よし、OK。
遠慮なくここでゆっくり過ごさせていただきます。ふふっ




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