第138話

あと少し-4
1,438
2026/03/08 13:27 更新

〜お知らせ📢〜


テストが終わったため、投稿再開します!!

ですが、私ごとではありますが3/20から少しの間留学に行くため、4月の初めまで投稿することができません🙏🏻💦

休止ばっかりで申し訳ないです、、

初海外初留学、その上帰ってきてすぐ入学式があるため体調を崩しがちになっちゃう可能性もあります、😖💧

それでも待っていてくださると嬉しいです!!🙇🏻✨

〜流星目線〜

丈兄は、

ゆっくり俺の目を見た。
丈一郎
俺やって人間やから。
しんどい時はあるよ。でも、なんていうんやろ…弟のためやって思うとさ、力湧いてくんねん。もうちょっとだけ頑張ろうって。
まあ、それがやりすぎなんかもしれへんけど…笑

いつものあったかい笑顔。

優しい手。


消えることのないネガティブな気持ちを、

薄めてくれる。



涙が一粒溢れて。

次々止まらなくなった。
丈一郎
よしよし。

背中をぽんぽん叩いてくれた。


力なく、

左手で丈兄の服の裾を握った。


流星
つかれた、っぐす、
丈一郎
どんだけでも頼ってくれてええから。



吐き気は何度も戻ってくるし、

だからといって眠ることもできへんくて。


丈兄はずっとそばにいてくれた。


ネガティブで頭が覆い尽くされる前に、

丈兄が他愛もない話で紛らわせてくれる。


1人がええって思ったら、

何も言ってないのに部屋から何か理由をつけて出て行ってくれる。



起き上がれないまま

夕方になった。



しゅんと謙杜のふざけ合う声が聞こえて。

それに小さく笑う恭兄の声も聞こえた。


駿・謙
流兄ただいまあー!

おかえり



心の中でそう返して。

また申し訳ない気持ちになる

こんこん 🚪

恭平
(プリント。置いとくな)

頷いて、

恭兄の目を見る

するとたまたま目があった
恭平
(どうした?)
流星
のど、かわいた
恭平
(持ってくる)
流星
(ありがとう)


恭兄はペットボトルの水を持ってきてくれた。
恭平
(重め?)
流星
ん、
恭平
(いつでも頼ってくれてええから。)

丈兄とおんなじこと言ってる…


そう思いながら

ありがとう

と返した


〜丈一郎目線〜

丈一郎
(ありがとうな。)
恭平
(やっぱ重いん?今回。)
丈一郎
(うん。長引くかもな)

だんだん、
鬱の期間が短くなってきたと思っていた矢先のこと。

流星はもちろん、

俺も、弟たちもみんな。


希望はなくなった気がしてた。



薬無しで体育祭で走り回る流星が見たい。

苦しまず、学生生活を送っている流星が見たい。

友達と日にち関わらず遊んでいる流星が、見たい。



そんな思いは、
叶わないかもしれへん。


「青春」


と言う文字は、

流星の中でごく僅かしかない気がして。


胸がツンと痛んだ。
和也
ただいまあ〜
丈一郎
おかえり。
どうやった?
和也
ちょっと安定してきたって言われた
丈一郎
ほんまか。流石やな
和也
へへっ、
手洗ってくる

17時。

大吾は家に帰ってくるんやろか。

不安が募るなか流星の部屋に行く。


流星は、重い体を起き上がらせ、

窓の外を見ていた。
丈一郎
マシになった?
流星
若干、

さっき飲ませた薬が聞いたんやろか。

でも、一時的…かな、
丈一郎
そっかそっか。
流星
心配そうな瞳は、

暗くなってきた外に向けられていた
丈一郎
大吾が心配か?
流星
黙って頷く。

昔から、誰よりも大吾にべったりやもんなあ…笑
丈一郎
大丈夫。大吾なら絶対帰ってくるよ。
大吾が帰ってきてからやないと食べられなさそうやし、とそっとおにぎりを机に置いた。


5分後
流星
ぁ、

赤い光が、ぶぅぅんと音を立てながらうちに入ってくる。

ほっと、息が漏れた。
丈一郎
どうする?呼ぶ?
流星
…うん
丈一郎
わかった。
楽にしとき?

階段を降り、

玄関に行く



がちゃっ 🚪
大吾
ただい…っ!?
びっくりした、
丈一郎
そんな驚く?笑
謙杜
大にいいいい!!!!
大吾
うお“っ、謙杜。ただいま。
和也
おかえりい
恭平
おかえり
駿佑
おかえり。
大吾
ふふ。ただいま。
謙杜
何ともなかった?
大吾
うん。会社の人みんな優しかったからさ。
和也
よかったわあ…
ふら、ご飯の準備するからしゅんと謙杜。
手伝って〜
駿・謙
はあい

恭平も3人についてリビングに行った。
丈一郎
ほんまに発作起きへんかった?
大吾
んー…
丈一郎
起きたんか
大吾
ちょっとね、
でも薬飲んだら大丈夫やったから。
丈一郎
ならよかったけど
大吾
大丈夫。俺ももう大人。
丈一郎
そう…やな。
あ、流星が来て欲しいって。
大吾
わかった。すぐ行くって言っといて

流星にそのまま伝えると、
静かに頷いた。

大吾
流星。ただいま。
結局しんどなってきたんか、

顔を少しだけ布団から出し、大吾を確認する。
流星
げんき、?
大吾
うん。元気やで。
流星はまだしんどいか
流星
…うん
大吾
ゆっくりでええからね。
頼ってくれてええし。

2人のやりとりを見ながら、

少し泣きそうになったのは内緒や。

〜Fin〜

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