拳でコンクリートを破壊した
水木に破片が飛んでいくがうまく避けていた
コンクリートの隙間からトンネルへ入る
トンネルの奥へどんどん進む
隅の方に鼠やらが走っていたり
天井から水が落ちてくる
壁には宗教勧誘のポスターが貼られている
水の音と4人の足音
咄嗟に後ろを振り向く
何もいない
肩をポンっと叩かれる
2人は何も感じてないのだろうか
いやきっと今にもこのトンネルやらを
解体したいくらいあるだろう
一斉に走り出してトンネルの外を目指す
幽霊族の力や妖力などを使って
走るのではなく人間のように走る
足が水溜まりに入ってもお構い無し
最初にゲゲ郎、次に水木、最後にあなたの一人称
子供みたいに喜ぶ水木
外に目をやる
そこに広がっていたのは廃屋と
手入れされてない田んぼから草が沢山生えていた
幸い、まだ昼間なので明るいがこれが
夕方や夜だと考えると逃げ出したくなる奴も居るだろう
草に囲まれた道を進む











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!