いつからだろう、あなたが私の一番になったのは。
あれは、高校1年生になったころ。クラスまでの道のりを覚えていなく、道に迷った時
一瞬にして、その表情に目を奪われた。彼が笑うと空気が澄んでいくような…不思議な感覚に襲われて、心がざわついた。
何でしょう、この気持ち…
名前を呼ばれた瞬間、むず痒さが身体中に広がった。
友達から「アキラ」と呼ばれることは少なくない。なのにどうしてあなたの前だとこんなにも…
雲雀って呼ぶのもいいですがなにか別の呼び方がいいですね
渡会、わたらい、わ、…たらい
ニカッと笑うあなたに笑い返す。
初めて抱いた印象は、ムードメーカーを擬人化したみたいな人
誰とでも仲良く慣れて、クラスで人気者になりそうな人。
私とは違うタイプだな〜という印象
友だちが少ない訳では無いがあなたの明るさは眩しすぎるから。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!