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小説
ノンジャンル
沈んだその地に咲く花は。
三話
紗里の家行こ〜って言ったはいいものの街中すごいね
電柱倒れてるし幽霊なのに歩かなきゃいけないから避けるの面倒だし…すり抜けは平行移動のみだし…
幽霊故に体力っていう物自体が存在しないのが救いかもね…
わかる…
あ、見えてきたよ
え。家でかくね?w
うんw紗里の家おっきいから…w
やばw
ー紗里宅ー
お邪魔しまーす…
うわ、ガラス割れてる
え、マジ?
ほら、ここ
えぐ…。おかしいなぁ、ここ内陸なのにそんなに地震大きいの??、紗里大丈夫かな…。
今回変な地震だよね、他の人たちも心配
それな…
あ、いたよ紗里!!
ほんとだ、よかったぁ
ねー、けどあれだな、なんか、テンションが違う気がする…
まぁ仕方がないんじゃない?ーー沈んだし
綺麗にunder the seaしたもんね
見事にあの遊園地も沈んでるw
もう終わりだよ日本…
ある意味幽霊でよかったかもしれない
それは思ったw
『中継です、ここはーー県とーー県を繋いでいた橋です!!見てください、端が折れています!!』
あ…
マジか…。
こんな切り抜かれたようにーー県が沈むことあるんだ
ね、ーーーー県も一部沈んでると思ってた
わかりみ不可避
「青海さん、大丈夫かしらね、確かー!県に住んでいるんでしょ?」
「うん…連絡はできないから、わからないけど…青海さんは強いからきっと生きてると思う、」
「…、そう願いましょうか」
「うん」
…
大丈夫…?
…うん、大丈夫、ていうか普通に申し訳ないなぁwあはは…w足掻きもせずころっと死んじゃったなんて私らしくないのになぁ…これじゃ紗里の他にも色んな人に怒られちゃうよ(・ω・`)
…、
あっ…えっ…、も、もしや…空気悪くなった??!そそそそんな深刻に受け取らなくていいんだよ?!
…w
あ、セーフ?
んー…ギリアウトかなw
うわまじかぁ…ギリアウトなのこれ
ちょっとシーン…ってしてたから
あーね?w
そうそう、青海さん、次もう行ってもいい?
あ、全然いいよ〜次のお宅はどこ?
次は、凌かな
じゃあーーーより左側?
あぁ、うん、そう
やべぇ方向音痴が…
なんだっけ、ーーーさんと迷子のやつ
それそれそれ〜、あの迷子っぷりから私がどれほど迷子のプロかがわかるw
それはすごいわw
でしょw
「一番合戦…生きてるかな」