次の日の朝 、
また薄着で家の前で
俺を待っているカノジョを見てため息を吐く 。
あなたの下の名前の指先や耳 、鼻先は真っ赤 。
めっちゃ寒いんじゃん 、馬鹿なの ??
始発で乗って俺の家の前で待機とか … 、
そう言って突き出してきた 、
らっだぁのお気に入りの赤いマフラー 。
らっだぁは少し考え込んだ後 、
それを受け取る 。
らっだぁはあなたの下の名前を家の前に残して 、
家に入り部屋へ向かう 。
それを取り出したあと 、
急いで玄関へ向かう 。
らっだぁが差し出したのは 、
似ている柄の青いマフラー 。
元々四葩にあげようと思って買ったが 、
もういいだろう 。
それにこのバカは恐らく 、
こうでもしないと防寒衣類を身につける 、
という癖は付かないだろう 。
だってバカだから 。
…… 大好き ??
え ??
ダイスキ … ??
…… DAISUKI … ????????
不意打ちのような一言に 、
完全に固まってしまう 。
言われ慣れている言葉 。
でも今は完全に動揺している 。
…… 別に恋とかじゃなくて 、
普通に考えて 、
カレシ演じて欲しいってお願いした相手に 、
大好きとか言うか ??
言わないよな 。
え 、何か裏で企んでる … ??
純粋に何気なく言っただけなのだろう 。
ていうかコイツに裏でコソコソとか出来ないか 。
バカだから … 。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。