戦争とは無縁の時代に生きていた。
その知識は、本や映画、などでしか得られない。
夏になると戦争の特番が放送され、
見ながら涙を流すけれども
どこか他人事で、
平和ボケした日本でずっと暮らしていくと
そう思ってた。
数日前、司帝国のNo.2である氷月という
男が村を攻めてきた。
その時は、千空とゲンくんの機転で
なんとか乗り切ったが、
銀狼くんも怪我をしてしまったし、
千空が生きているとバレてしまった。
ゲンくんは、裏切ったことがバレないよう
氷月に付いて行ってしまったし、
千空いわく嵐が来たらまた氷月さんたちは
石神村を攻めてくるんだって。
戦争なんて、嫌だな。
コハクちゃんか、隣に座り、
わたしの顔を覗き込む。
その言葉にハッとしコハクちゃんを見ると
彼女は、太陽のように明るく微笑んでいた。
そう言って立ち上がったコハクちゃんを
見上げるが、太陽に邪魔され、
目を細める。
そして、本当に来たのだ、嵐が。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。