第66話

🌼
1,014
2021/07/05 14:37
グクに好意を持たれてるのは薄々わかってた。


いつからかわからないけど、いつも近くにいたし、
些細な変化とか気付いてくれるのも知ってた。


きっとグクは私とユンギのことも知ってるはず。
でも口に出さない。聞いてもこない。
ここで私がユンギとのことを話していいのかな。


黙り込む私にグクは言った
ジョングク
ジョングク
ヌナはユンギヒョンが好き
(なまえ)
あなた
ジョングク
ジョングク
でしょ?
(なまえ)
あなた
うん…
何が言いたいの…?グク……
ジョングク
ジョングク
でも、僕はヌナが好き
ジョングク
ジョングク
だから、ヒョンはライバル
ジョングク
ジョングク
ヒョンも気付いてると思う
(なまえ)
あなた
グク……私は…
ジョングク
ジョングク
守ってあげるよ、ヌナのこと。


そんな真剣な顔で言わないで…

(なまえ)
あなた
私は…大丈夫。
ありがとう、グク。
(なまえ)
あなた
帰るね


私が考えていること、感じていること。

グクには見透かされているようだった。




ユンギにも言っていない…
誰にも話していないことがある…

 



胸のざわつきがおさまらなかった


ジョングク
ジョングク
ヒョン…あなたは僕が守る

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