💙side
やっぱり俺が好きなのは……
涼太なんだ 、
だけど認められなくて、ゆなと一緒にいることでその気持ちをかき消してた。
どうしたらいいんだろ ……
あ、そうだ、さっくん ……
🩷side
急に電話がかかってきた。
誰かと思ったら翔太くん。
あっちから電話なんてめずらしいなー 、
なんか、すごい元気ないな 、
なんかあったのかな ……
この前あったときもそうだったよな ……
まぁ今日聞けたら聞いてみよっと 、
それから公園に着いて、待つこと5分 、
えまってまってまって 、
一旦落ち着こうか 、
ええ ??!!!!!!!!!!!!!!!
いやもう佐久間さん大パニック 、
ま、まさかの、両思いってやつ ?
俺は今そういう意味でビックリしてんじゃない、
お前らが両思いだということにビックリしてんだぁぁ!!!!!!
真剣な眼差しで、翔太くんはそう言った。
果たしてどうなるのか ……
涼太と翔太くんなら、なんだかんだうまくやってくれるよね 笑
そんな気がする。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。