第30話

30. 奪い愛⑨
978
2018/03/27 14:21



話し込んでたら、
いつの間にか結構いい時間になってしまった。



「あ~、俺、そろそろ戻るわ」



そう言ってツッキーは、
立ち上がった。


……ツッキーの身長高い。


元から高い方だったけど、
ここまで高くなってるとは…。

気だるげな雰囲気がよく似合ってる…。



「また来るねー」



そう言って、ツッキーは私の家のドアを閉めた。






ツッキーがドアを閉めた瞬間、

お兄ちゃんが

「月斗さん、かっこよくなってたな」

と呟いた。




……そうかな?

昔からあんな感じだったと思うけど…。

一応「そうだね」と言っておく。




「あれで彼女いねぇらしいな…」

「そうなの?」




それは意外だった。

あの雰囲気なら、大人の女性とか、
ホイホイ付いていきそうだけど…
(言い方が悪い)



\ピロン♪/




……ん、誰だろう。



……遊佐からか。



『あなたちゃんっ!遠足のグルで明日準備の買い物に行かない??』





……そっか、何気遠足火曜日なんだっけ!

何も準備してなかった…。



明日は確か…予定なかったはず。




『準備の存在忘れてた、明日行きたい!』




……こんな感じで返しておけばいいよねっ。



遠足の買い物って言っても、

行くのはどうせ山だし…。

登山用シューズとかでも買うのかな。




まぁ、みんなで選べば不安はないよね!




「おい、あなた。お風呂の準備できたけど俺先に入っていいん?」



スマホに夢中になってると、

風呂支度をしてるお兄ちゃんが話しかけてきた。




「あ、ダメ!私が先!」


「え、もう俺準備してるんだけど?」


「お兄ちゃんの後は嫌!」


「は?殴るぞ!」




お風呂の準備をしてるお兄ちゃんを押しのけ、

私はお風呂に向かった。





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独占欲×先輩
30話になりました\( ´ω` )/♡

お気に入りと応援感謝です( ¨̮ )︎︎!

皆さんはどのキャラが好きですか?
私はツッキーが好きです()

まだまだ長編になりそうなので、
これからもよろしくお願いします☆彡.。


(30話書くのに約2ヶ月半もかかってるなんて…更新ペースをあげたい!)




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